お子さまと現状認識が一致していないという点で悩みを持つ保護者の方は多いです。
この場合、はっきり言えることとして「お子さまに1年後2年後を見通す力はない」ということです。
そのため、お子さまの「大丈夫」というセリフは、保護者の方からの指摘に対してごまかすためでもなく、本当に「大丈夫」だと考えている可能性が高いです。
ということは、危機感を持っていないお子さまに、それを煽ったところで効果はありません。経験不足から現状の先に「失敗する」イメージを細かく持てないからです。
よって、大切なのはただ危機感を煽るのではなく、お子さまが「やりたい」と感じて能動的に行動するように考えることです。
しかし、子どものモチベーションを高めるには絶対的なメソッドはありません。
その子にとって何が行動を強化するポイントなのかは本当に千差万別だからです。
ただし、お子さまを間近でみていれば必ずヒントがあります。
・お子さまが進んで関心を示すことは何ですか?
・どんな時にやる気を見せますか?
・そういう時なぜやる気が出るのだと思いますか?
・今までで一番前向きに学習と向き合っていた時はいつですか?
・いつからやる気がないと感じましたか?
・その頃お子さまに何がありましたか?
現状のお子さまだけに囚われず、客観的に過去まで遡ってお子さまに起きたイベントを思い出して下さい。
お子さまはどのような条件や環境が揃ったときに頑張れるのか、一番よく知っているのは間違いなく保護者の方です。
それらを客観的にあぶり出した上で、“保護者の方ができること”と“そうでないこと”に分けましょう。
ご家庭で実践することが難しい場合は、誰に頼むべきか、誰に補助してもらうかを考えてください。
すべてを保護者の方で解決しようとすると大変な労力を必要とすることもあります。
パーソナルスタディでは、保護者の方がすぐには実践できないこと、ご家庭ではできないことをパーソナルトレーナーが代わりに実践していきます。
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