SAPIXの授業、課題、夏期講習・・・こんなに勉強を頑張っているのに、どうしてテストで点がとれないの?というお悩みですね。
SAPIX生は「やらなければならないこと」がたくさんあります。
家に帰ってからもやるべきことにたくさん時間を使っているはずでう。
そのため「こんなに一生懸命勉強しているのに・・・」という気持ちになりやすいと思います。
実戦的な話になりますが、テストで点数が取れない原因は主に下記3つです。
◆途中式をちゃんと書かない
⇒暗算で解く癖がついており計算ミスが発生しやすい。思考が雑になっている。
◆問題文に線を引かない
⇒問題の重要なポイントに気づけない。出題の意図が理解できていない。
◆できそうな問題の見極めができず効率的な進め方ができていない
⇒テストは初めから順番に解いてしまうため、解ける可能性があった問題も時間が足りずに手をつけられない。
テストで何より大事なことは「点数の取れる可能性のある問題を確実に正解する」これの積み重ねです。
例えば算数のテストについてお話します。
SAPIXのテストは出題範囲のあるテスト(マンスリーや復習)と範囲のないテスト(オープンや組分け)に分かれますが、いずれも大問が後半になるほど難易度が上がる傾向があります。
試験時間は50分、いかに有効に使うかが大事です。
まず、初めは計算問題・小問に取り組みましょう。
そしてその後は自分の得意あるいは好きな単元の問題から順に手をつけてください。
解ける解けないの見極めは難しいのではじめは好きな単元から取り組むようにしましょう。
1問(大問の中の1問)にかける時間の目安は約5分です。
5分考えて解き方の方針が立たなければ次の問題に進みましょう。
ただしどの大問も設問(1)は解きやすいので、必ず手をつけてください。
ただし、どの大問も設問の(1)は比較的解きやすいことが多いので、必ず取り組むようにしてください。
あとで見直したときに「この問題は解けたのに」とならないようにしましょう。
◆計算問題の取り組み方
問題の比較的近くに式や筆算を書きましょう。暗算には極力頼らないこと。
問題用紙の中に計算スペースを最初に確保しておくことも大切です。
例えば問題の真横に線を引いて計算欄を用意しておくのが良いですね。
また、計算の見直しは時間切れでできないことも考えられるので、計算単元を一度解き終えたらすぐに見直しするのもオススメです。
例えば大問1が全問計算問題であれば、1が終わった時点ですぐに見直しをするのがよいでしょう。
きちんと途中式と筆算を残しておけば、見直しもスムーズに行えますね。
◆文章題の取り組み方
文章題に関しては図を書いて解き進めることがポイントです。
“面倒がらずに”余白に線分図や面積図などを書いて条件を整理することが大切です。
与えられた条件をまずは図に整理することを大事にしてください。
そして図はていねいに書くこと。適当な図では問題の本質は見えてきません。
◆図形問題の取り組み方
一番重要なことは「気付き」です。
決められた時間の中で、補助線のひき方や、図形の抜き出し方、向きを変えるなどに気づけるかどうかです。
最初は閃かなくても、時間をおいて解けば気づくケースもありますので工夫してみましょう。
いきなり次回のテストから上記をすべてできるようにとは言いません。
少しずつでも、毎回のテストでテーマを決めて取り組むようにしてください。
パーソナルスタディでは、テストの受け方や時間配分もお子さまの個別状況をみて考えます。
ご興味のある方は、是非ご相談ください。
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