みなさん、こんにちは。

 

今回は受験生のこの時期の数学の勉強法について書いていきたいと思います。

 

おそらくだいたいの受験生は数学の全単元の復習を夏休みに終え、

いよいよ過去問演習や少し難しい問題集に取り組んでいこうと思っていることでしょう。

 

 

この時期からは、

どんどん色々な問題に触れ本番での引き出しを増やしていくこと

が肝要になっています。

 

しかし、ただ色々な問題集や過去問をやるだけでは効率的に実力をつけるのは難しいです。

では、どのような方法で演習していけば効率的に解ける問題を増やしていけるのでしょうか。

 

 

まず、自分の志望校の過去問かそれと同程度のレベルの難易度の問題集を用意します。

 

東大京大を目指すみなさんは

25ヶ年分の過去問が駿台文庫や教学社から出ていますのでそれをやっていけば良いと思います。

 

 

GMARCHや早慶、中堅国立理系を目指すみなさんでしたら「やさしい理系数学」「理系数学の良問プラチカ」などがちょうど良い難易度であると思います。

 

 

 

そういった問題集を進めていきましょう。

おそらく、どちらの場合でもわからない問題がこの時期でしたらまだそこそこの頻度で出てくるでしょう。

 

その場合は、なぜ間違えたのかよく考えるのが重要になってきます。

 

 

大きく分けて間違える理由は

 

1.その問題の独特の発想が必要でそれを閃くことができなかった

 

2.単元ごとの定石の理解が甘い

 

3.計算がうまくいかなかったか

 

です。

 

 

1.の場合はとにかくその問題の解法をしっかりと理解できるまで噛み砕くのが大切です。

 

 

難問の発想法というのは

一見突飛なように見えて法則性があります

 

 

そのように色々な問題を解いていくことによって、

だんだんとその法則性がわかってきて最初はさっぱり手が出なかった問題もできるようになってきます。

 

 

とにかく一問一問を解けるようにしていくことが大切です。

 

2.の場合は、

夏休みに総復習に使ったテキストをもう一度読み直してみることが大切です。

 

 

 

それでもわからなかったら教科書に戻るなどして、

とにかく基礎がきちんと定着しているのかを見ることが大切です。

 

 

3.の場合は

日々の計算練習の量に不足はないかをよく考えてみましょう。

 

 

足りないようでしたら、

例えば積分計算を間違えてしまうようなら毎日10問程度解く、など

具体的な分野や問題集を設定して続けるようにしましょう。

 

この時期の勉強が合格、不合格に直結するといっても過言ではありません

 

是非とも実りある勉強をしていきましょう。