【中学受験】入試まで残り2か月。“伸びる子”がやっている3つの直前戦略
中学入試本番まで、残り2か月(埼玉入試までは残り1か月強!)。
この時期は、学習の内容もさることながら、「取り組み方」「気持ちの揺れ」が成績に影響しやすい微妙なフェーズです。
PERSONAL STUDYでは、毎年多くの受験生を見てきましたが、ここからの2か月間で“伸びる子”には共通点があります。
今回はこの時期に起こる「あるある」やそこから脱却する方法について、事例を交えてお伝えします!
■ 残り2か月で表面化する5つの課題
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目次
Toggle① 得点が安定しなくなる
この時期は、まだまだ過去問の点数に波が出やすいです。
【事例】
算数が得意だったMさん。志望校の過去問に取り組み始めており、ある週は合格者平均点を超えることができましたが、翌週には急に点数が落ち、志望者平均点を下回ってしまいました。
② 過去問が「解いて終わり」になりやすい
量をこなしているのに伸びにくくなる典型的なパターンです。
【事例】
Sさんのご家庭では、志望校の問題傾向をつかむため、土日に3年分の過去問に取り組みました。数をこなすことに集中するあまり、間違えた問題の振り返りが浅いまま次に進んでしまっていました。
結果として、同じタイプのミスが翌週も続く状態になってしまいました。
③ やることが増え、優先順位をつけにくくなる
やりたい対策が増えるほど、迷いも比例して増えます。
【事例】
Kさんは11月に受けた模試の結果が、志望校の偏差値まで全般的に約10足りていませんでした。
国語の記述を強化したい一方で、理科・社会の暗記もまだまだ不安。当然算数もやらなければなりません。
お母さんとKさんで計画を立てて全部やろうとしたものの、思うように勉強は進まず、1週間が“全部中途半端”になってしまいました。
④ メンタルの揺れで効率が落ちる
直前期は、保護者もお子さんも不安が増えやすい時期です。
【事例】
Nさんのご家庭では、模試の点数が一時的に下がったことを気にしすぎて、「このままで大丈夫かな…」「受験校変えようかな…」と毎晩のように話してしまっていました。その結果Nさんにも不安が伝染してしまい、目の前の問題への集中力が落ちてしまいました。
⑤ “やっているのに伸びない”感覚に陥る
量ではなく“再現性”の勝負になる時期です。
【事例】
Tさんは、真面目に毎日過去問や問題集を何ページも進めていましたが、なかなか点数が上がっていきません。
Tさんも保護者の方も、「毎日何時間も勉強しているのに伸びないのはどうしてなのか…?」と悩んでしまいました。ただ、悩んでいても時間が過ぎていくだけなので、やり方はあまり変えられずにいます。
■ なぜ同じ課題が起きるのか
直前期は、
演習量の増加
志望校への意識の高まり
親子双方のプレッシャー
などが重なり、誰にでも起こりやすい“時期特有の現象”が生まれやすくなります。![]()
ただ、それらを乗り越えて、あるいは対処策を見つけて残り2か月の成績上昇に繋げてくれたケースももちろん存在します。
PERSONAL STUDYでは、受験直前期のお悩みに対して以下のようなことを伝えて実践してもらっています。
■ 残り2か月で結果を出す“3つの原則”
PERSONAL STUDYでは、各校舎に1人1人専属のパーソナルトレーナーがおります。
受験生については、以下3つの原則に基づき、1人1人の状況に合わせたアドバイスや指導をしています。
原則1:優先順位をしぼる・固定する
この時期は、やるべきことを“増やす”ほど成果が出にくくなります。
やることリストが10項目以上あったご家庭に対して、パーソナルトレーナーと一緒に“最優先の3つ”に絞ったところ、1週間ごとに明らかな成果が見えるようになりました。
原則2:ミスを分類して改善策を決める
行動科学の観点から「教える内容」を大きく分類すると、
知識
技術
に分けることができます。すなわち、子どもたちが何か問題を解いていてつまずいたときも、「知識」「技術」の少なくともどちらかが不足していることが原因です。どちらに属するかで対策が変わります。
この時期、生徒たちの多くは過去問演習を授業内でも行っていますが、講師の先生方にはただ問題の解き方を解説してもらうだけではなく、ミスの原因を「知識」「技術」の側面から分析してもらい、「なぜ間違えてしまったのか」「どうすれば解けるようになるか」を指導してもらっています。
原則3:新しい学習より“本番の再現性”を優先
過去問で合格点を取れたとして、最重要なのは本番でも同じように得点が取れるか、ということになります。
週1回の“本番形式の演習”を導入してもらったご家庭では、それまで大きかった点数のブレが数週で落ち着き、毎回ほぼ同じ得点を取れるようになりました。
時間配分が生徒本人としても分かってきたことが大きかったと思います。また、間違えた問題の類題演習や解答を見てもよく分からなかった問題の解説に絞ってPERSONAL STUDYでの授業を行えたことでピンポイントで力がついていきました。
■ PERSONAL STUDYの直前サポート
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PERSONAL STUDYでは、専属のパーソナルトレーナーが毎週お子さんと学習面談を行い、受験直前まで以下のことを行っていきます。
● 学習計画策定
やるべきことが明確になったお子さんは、「迷う時間」がほぼゼロになりました。
また、計画に沿ってやっていくなかで「この教科の勉強を増やしたい」「ここは今日の授業でもできたから大丈夫だと思う」などと、自分から計画を立てることができるようにもなりました。
● 過去問のミス分析の制度を統一
過去問のミス分析を元に、解き直しや類題演習の優先順位がつけられるようになったご家庭では、「どこを直せば点数が上がるか」が明確になり、勉強が効率化しました。
● メンタルケアとコンディション管理
短い面談で気持ちを整理する習慣がついたお子さんは、「不安で手が止まる時間」が大幅に減り、学習が安定しました。
■ 残り2か月は、“正しい順番”で動いたご家庭から伸びます!
PERSONAL STUDYでは、無料体験/冬期講習を実施しております。体験では、問題演習・解説とともに、
過去問の現状
ミスの傾向
科目・単元・問題ごとの優先順位
などを、お子さんの状況をふまえて分析していきます。
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今までPERSONAL STUDYに通っていなかった方についても、冬期講習の受講で受験直前までサポートしていきます!
ただし、校舎によっては満席となっている曜日・時限もございます。また、時期も受験間近ということで各校舎最大で3名まで中学受験生の冬期講習を受付しております。
詳しくはお問い合わせください。
2025年合格実績
(中学受験トピックス)
★女子学院/海城/芝/浦和明の星女子(埼玉)/栄東(埼玉)などの難関校に合格!
★巣鴨(算数選抜)/世田谷学園(算数特選)/郁文館(適性検査型:iP class)など特色ある入試でも合格!
★大手集団塾での「クラスアップ・偏差値アップ」を果たし、難関校~中堅校の志望校に合格者多数!
【東京 私立】
郁文館中(iP class・グローバルリーダー特進・特進)/大妻中野中/海城中/共立女子中/京華中/桜丘中/実践女子学園中/芝中/十文字中/順天中/城北中/女子学院中/女子聖学院中/白百合学園中/巣鴨中(算数選抜)/世田谷学園中(算数特選)/東京家政学院中/東洋英和女学院中/東洋大学京北中/獨協中/日本大学豊山中/富士見中/文京学院大学女子中/三輪田学園中 など
【埼玉・神奈川・千葉 私立】
浦和明の星女子中/浦和実業学園中/開智中/開智未来中/埼玉栄中/栄東中/獨協埼玉中/武南中/カリタス女子中/国府台女子学院中/専修大学松戸中/麗澤中 など
【愛知 私立】
海陽中等教育学校
【岩手 私立】
盛岡白百合学園中
※合格実績は、通常コース生の合計です。講習のみの生徒は含みません。また、SAPIX・四谷大塚・日能研・早稲田アカデミー・啓明館など、大手集団塾などとの併用生も含みます。
【受験生・保護者の声】
👆一部ですが、昨年度の受験生および保護者の方々から体験記をいただきました。上記からご覧ください。
入試まで残り2か月。正しいやり方を継続すれば、まだ伸びます。