多くの場合、保護者様からお子様のほうに塾での様子を質問すると思います。
その際にお子様から「先生の言うことはわかった」、「理解できた」と聞くことも多いと思います。虚勢を張っている場合もあるのですが、そうではなく事実を言っている場合のほうが多いのです。
まずはお子様の理解度に対する認識を確認しましょう。
おそらく授業は真面目に受けていて理解度はあると思われます。
しかし子供の「わかった」「理解した」には大人が考えるものと大きくズレが生じている場合がほとんどというのを認識しておく必要があります。
多くのお子様の「わかった」は先生の言っていることに関して、「説明がテキストのものと整合性があった」「不自然なところがなくスムーズだった」ぐらいのものと認識しておいていただいたほうが良いです。
それゆえに保護者の方から見ると【わかっているのに何でできないのか】という現象が起こってしまうのです。
これを避けていくためにはお子様の学習状況をヒアリングし、どこまで分かっているのかを確認してあげる必要があります。
その時には以下のような質問をしてみてください。
①先生の板書量、それに対するノートの書き方の指示はあるか
②板書になく口頭説明のものもメモを取るように言われるか
③授業中の説明と演習の割合はどれぐらいか
④今日先生がどんなことを言っていたか
これらを質問することで授業のスピード、板書のスピードなどより具体的に見えてきます。
もしこれらの質問にしっかりと答えることができないなら、許可を取って録音する、などの授業の様子が分かるように保護者の方が掛け合ってみてください。
理解度の次は定着度です。
学習したことをその日帰宅してから振り返っていますか。その日が難しい場合でも次の日までに振り返っていますか。これができていない場合には、定着がしっかりとできていない可能性は非常に高いです。ですので必ず振り返りのほうを行ってください。算数であれば全部解き直せとは言いません。ノートを見返す、確認する程度でも大丈夫です。
これを最低限行わないともう一度同じ授業を受けなければいけない
つまりは最初の授業はほぼ無駄だったということになりかねません。
保護者様の確認・チェックが非常に大事ということです。
これらを行っているけど。。。
内容・時間的には確認が難しい。。。など
アドバイスが欲しい、興味がある方は、是非お問い合わせください。