入試問題を使ったテスト形式の授業ということですね。実践的な力を伸ばすには有効な手段の一つであると考えられます。
しかしながらどの生徒にとっても有効というわけでもないです。
有効に使うためにはいくつかの条件がございます。
①テスト問題への取り組み方
時間制限を与えられて最初から順番に解いていこうとしていませんか?与えられている問題は自分の志望校と同等以上のレベルの問題が含まれています。それを1からやってしまうと時間が足りない、解くべき問題を解かないで終わってしまった、なんてことになりかねません。
自分で優先して解く問題を明らかにして解いていく
ことが望まれます。
②解説授業
解説授業が単に答えの解説だけではなく、「なぜその解法になるのか」、「どうしてそこに着目するのか」などの説明がある解説授業が望ましいです。そういう解説であれば次に似たような問題が来た時に、対応できる可能性がだいぶ上がるからです。
そういう解説授業出なかった場合にはご家庭での問いかけが必要です。「なぜそうなるのか説明してみて?」などの声掛けを是非行ってください。
塾での解説もあんまりよくない、ご家庭での声掛けが難しい場合には第3者の協力が必要となります。
アドバイスが欲しい、この解説授業で大丈夫なのかなど塾に聞きにくい場合には是非お問い合わせ下さい。