与えられた課題をこなすだけで自主的に学習ができないとお悩みの保護者様は実に多いのです。
保護者様から見ると、やって満足している、向上心がない、それじゃあクラスも上がらないと考えているかもしれません。しかしながらお子様が決して学習に対して積極的な気持ちがないというわけでもありません。原因として考えられるのは
①宿題以外にやったほうが良いことが分かっていない
②自主的に行動できるようになるまで成長していない
の二つであると考えられます。
これを解決していくには周りのフォローが不可欠です。それに最も効力を発揮するのはテスト直しであると考えられます。ただし、単にテスト直しをすればよいというわけではありません。お子様に自分自身の課題を認識してもらう、そのために保護者様からの問いかけが必要です。例えば、
「今回のテストで自分が頑張ったところは?」
「ケアレスミス、もう少しで解けたと思う問題は?」
「それが取れていたら何点ぐらいになっていた?」
「次にそれを正解するためには【何を】勉強したらいい?」
「じゃあそれは【いつ】勉強したらいいかな?」
などです。
この質問の投げ方のポイントは、お子様に成長してほしいそのためにお子様の自主的な意見を聞く、というところです。たとえお子様から望ましい回答が得られなかったとしても、こちらの意見を押し付けないことが大事です。
この質問によってお子様がご自身の勉強量について改善する必要があると感じてくれればベストですが、そうでない場合は塾の先生などに相談するとよいです。なぜなら【塾の宿題はやる】というアドバンテージがすでにあるからです。そのアドバンテージは是非活かしてください。
お子様に具体的な質問ができない、または学習に関して具体的な指示が出せないなどの場合には是非お問い合わせください。