Q SAPIXに通っている小5の母親です。この春から6年生になり、いよいよ受験生になります。

6年生になると内容もさらに難しくなり、学習量も増えると聞き不安でいっぱいです。

これから家庭ではどんなことに気をつけていけばよいでしょか?

A 

ご質問ありがとうございます。

いよいよこの春から6年生になるのお子さまと保護者の皆さん。

この1年は本当にあっという間なので、志望合格に向けて最善の道を歩みたいところです。

 

SAPIXで最終学年を過ごすお子さまと保護者の皆さまが注意すべきポイントは2つあります。

 

1.取捨選択

 

SAPIXは毎年難関校へ合格者を輩出しています。

成績優秀なお子さまが多く集まり、難易度の高い学校を目指す生徒も多いので、

そのレベルに合わせてカリキュラムの難易度も高く設定されています。

特に6年生になれば難易度の高い応用問題への比重が大きくなってきます。

 

そのため、「お子さまにとって必要なことが何かを定め、必要ないことを捨てる」ことが大切です。

上手くカリキュラムに沿うことができれば良いのですが、

逆に難易度の高さに必要以上に振り回されてしまえば学習効率は下がってしまいます。

 

お子さんの目標校以上のレベルの問題をやる必要はありません。

6年生になったら、これまで以上に宿題や学習内容の取捨選択をしていきましょう。

 

本人任せ、塾任せにならないよう、正しく優先順位をつける必要があります。

 

 

2.状況把握

 

本当に時間の限られた1年です。

まずは、お子さまの状況を正確に把握しましょう。

 

「何が強みで何が弱みか」

正しく理解、把握できていますか?

 

苦手を把握するには、テスト結果が参考になります。

お子様は、どの科目のどの分野が得意で、何が苦手なのか。

 

テスト結果で、点数が取れていない分野はもちろん、

全体の正答率が80%で高いのに、その問題を間違えている場合も

それは基本的な理解ができていない、ということになるので学習が必要です。

 

万が一、お子さまの弱みとなっている単元が出やすい学校を志望校にしているのであれば、

最優先でその単元への対策を打つ必要があります。

過去問題集のはじめに必ず各科目の入試傾向と分析が出ていますので、

早めに志望校の過去問を手に入れ問題の傾向を掴みましょう。

 

 

ただし、これらの2つのポイントをすべて保護者の方が行っていくのは難しいと思います。

パーソナルスタディでは、6年生のお子さま一人ひとりに合わせた“取捨選択”と“状況把握”を

パーソナルトレーナーが的確に行います。

 

ご興味のある保護者の皆さま、ぜひご相談ください。