みなさんは、英単語や漢字ってどう覚えていますか?

 

 

英単語がなかなか覚えられない…

学校の小テストでなかなか点数が取れない…

暗記系は苦手…

 

などお困りの方もいらっしゃるのでは??

 

今回はPersonalSTUDYの講師に、

英単語や漢字など『暗記のコツ』に関して伺いました。

 

 

ぜひ一つの参考に!!

 

 

 

 

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英単語を覚えるにはどうしたらいいのか、漢字を書けるようにするには……

 

 

 

多くの学生、保護者からそんな質問を受けます。

 

これに関してよく聞く答えは「何度も書いて覚える」というものではないでしょうか。

極端な指導法としては「ノート1ページでも覚えるまで繰り返し書けばよい」というのもあります。

確かにその通りです。一定の成果ももちろん出るでしょう。

確かにその通りなんですが、そうするだけの時間も気力もない……という学生も多いです

(そんなにたくさん書きたくない、という方も多いはず)。

 

 

特に高校受験、大学受験を控えてそんなことをしている時間はなかなか取れないですし、そもそも脳自体が飽きてしまい記憶に定着しません。

 

 

 

ではどうしたらよいのか。

 

 

 

1つ、その繰り返し方を工夫してみましょう。

 

 

 

これ、筆者が学生のときにしていた練習法です。個人差があると思いますので合う人はやってみるとよいです。

 

 

普通、漢字(または英単語)を書き写すとき、見ながら書き写していると思います。

そうではなく、正しい漢字を見たら、いったん隠して、何も見ずに書いてみましょう。

書けなかったら、もう一回見て、また隠してから書きましょう。

 

 

何も見ずに書くので、覚えていないと当然書けません。

つまりその一瞬は覚えているのです。

 

 

1文字書いたら、自分の書いた字も隠してもう1回書いてみましょう。

正しく書けたのを確認したらまた隠して……を繰り返します。

 

 

それを5回10回繰り返したら、それだけの回数覚えたのと同じになります。

あとは繰り返し書いていきましょう。

 

 

やってみるとわかるのですが、やっていることは今までと大差ないはずです。

漢字を見て書く、の間にただ1つ、「隠す」という行動を入れるだけです。

 

 

 

このやり方は経験則なのですが、根拠の1つとして、覚えるメカニズムに「インプットとアウトプット」の関係があるので併せて紹介しておきます。

 

 

人の記憶は頭に「インプット」するだけではなく、それを「アウトプット」して初めて脳に定着する、と言われています。

面白い映画も、何となく面白かったものが友人に伝えることで鮮明になったりするものです。何もしないと時が経つにつれ、何で面白かったのか忘れてしまいますよね。

 

 

アウトプットの方法はいろいろあります。紙に書いたり人に伝えたり。

小テストを何度もする子は必然的にアウトプットするから成績が伸びる、というのはよくわかる話です。

 

 

少し話がそれましたが、頭の中に入れる、それを頭の中から出す、の繰り返しで覚えていきましょう。

 

 

本当は書いた方が覚えるのですが、電車通学くらいしか単語を覚える時間がない、という人もいます。

その場合は仕方ありません、何度も「見て」覚えましょう。

その代わり、見て覚えたら、必ず単語帳を閉じてから何度も頭の中で繰り返してください。

 

満員でなければ多少つぶやいても構わないでしょう。

 

 

 

ちなみにこれは筆者の学生時代の覚え方ですが、これを発展させたやり方に、

茂木健一郎氏の提唱した「鶴の恩返し法」があるみたいですね。

(何も見ずに書くだけでなく、声に出す、身振り手振りを使って5感をフル稼働させて覚える、というもの。

傍目に見ると醜いのでとても人に見せられない→鶴の恩返しみたい、が名称の理由らしいです。)

 

 

そこまでできるならそこまでしたほうが良いです。

英語は話してなんぼの世界、日本語発音で「トマト」というより「トメィトゥ」と言う癖をつけたほうが身に付きやすいです。

 

 

 

でもちょっとハードルが高いですし、いきなりレベルを最大にしても続きません。

こういった内容は「今までのやり方に1つ工夫する」程度がよいです。大事なのは「続けること」ですから。

 

 

 

 

1度お試しください。