中学受験生の集中力について
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中学受験をする子供は、基本的に受験勉強をすることが初めてです。そうした子がまず第一につまづくのが、塾の授業のおおよそ2〜3時間の授業にずっと集中し続けることです。
そのため、きちんと塾には行かせているのに内容が全然覚えていないという子が出てきます。では、どのようにしていけば机について勉強し続ける時間を長くすることができるでしょうか?
あまり「無理をしないこと」が大切だと思います。
昨日まで1日1時間も勉強していなかった子供を、いざ塾に入れたからと言って毎日2時間以上勉強させることは現実的ではありません。中学受験は他の受験に比べて長丁場であることも加味して本人が負担にならないようにしていく必要があります。
おすすめできるのはまず1日20分からスタートして、1週間毎日勉強してみることです。これがきちんとできたらその後30分、40分と増やしていきましょう。
そうして少しずつ増やしていくと、段々と勉強すること自体に対する抵抗感は無くなっていくと思います。そうなれば塾での授業も有効活用できると思います。
ただ、やはりすぐには勉強できる時間は伸びていかないので、将来的に受験をさせたいと考えている場合は、低学年のうちから宿題以外の勉強も時間を決めてさせていくことができればベストだと考えられます。
パーソナルスタディ編集部
パーソナルスタディ編集部では、「続ける」をテーマに受験生だけでなく、学習を続けたい皆様のために発信しています。