期末テストが終わり、夏休みが始まった学校が多いと思います。

夏休みにする勉強の方向性を決める上で、期末テストの結果というのはとても参考になります。これをどう分析し活用するか、改善(克服)するか、計画を立て方、その勉強方法、どうやって継続するか、など事前準備から始めていきましょう。

 

 

教科の優先順位を決める


期末テストの結果が返却されたら、まず第一にどの教科を優先的に夏休み鍛えるか決めましょう。満遍なくどの科目も勉強することも確かに効果的ではあるのですが、夏休みのようなまとまった期間にする勉強は目に見える成果が自分自身でも見えたほうがモチベーションを保ちやすいです。

苦手な科目に絞ってそれを克服するという形の方が目に見えて成績の伸びが実感できるので、おすすめはどれか1つ、多くても2つまでの教科を重点的に学習することです。

 

 

単元を絞る


その中でもどの単元の強化が必要なのかを決めるのが前期の復習になります。返却されたテストの問題をもう一度触ってみて、もう一度やればできること、勉強したのにテストの時にできなかったことなどを洗い出してみましょう。

その中でも「勉強したのにテストの時にできなかったもの」は将来的に苦手意識が強くなってしまう可能性がかなり高いです。夏休みに補強する教科として考えておいたほうが良いでしょう。

 

 

「勉強方法」と「続ける環境作り」


さて、教科の優先順位を決め、単元も絞ったあとは「勉強方法」と「続ける環境作り」も併せて決めていかないといけません。実は、ここの仕組み作りが出来るかどうかで成果が出るかどうかもほぼ決まってきます。

勉強方法とは、

 ☑いつから(期間や時間帯)

 ☑どれぐらいの量を(反復回数)

 ☑どうやって(教材と勉強法)

 ☑いつまでに(期限)

 ☑どうしたいか(目標)

続ける環境とは、

 ☑スモールゴール設定とご褒美

 ☑やったことの計測と見える化

 ☑サポーターを見つけやることを共有

 ☑自分に合った勉強する空間と勉強道具

 

何事も決めたことを続けないと成果が表れません。「教科の優先順位」や「単元を絞る」ことは意外と容易ですぐに決めることが出来ます。初めてこの「勉強方法」と「続ける環境作り」をやられる方は数日でも時間をかけて決めていくことをお勧め致します。

ぜひ充実した夏休みをお過ごし下さい。