2月26日(水)に、文京区大塚にある跡見学園中学校・高等学校にて、行われた教育関係者を対象とした学校説明会に参加してまいりました!

今回はその内容をダイジェストでお届けいたします!

 

校内見学


1875年(明治8年)、大阪出身の跡見花蹊(かけい)によって設立された跡見学園は、今年記念すべき創立150周年(記念として、制鞄のリニューアル・ポロシャツの導入も行われるそう)。

昨年も説明会には参加させていただきましたが、今回は、説明会に先立ち行われた校内見学にも参加してまいりました。

校内施設については、跡見学園の公式HPに写真(以下)や動画がありますので、参照していただければと思いますが、

上記の中でも印象深かった、①作法室、②図書館、③理科実験室、④美術室について簡単にご紹介します。

(作法室)

女子校には、作法室(和室)がある学校もいくつかありますが、跡見学園の作法室は少し奥まった場所にあり、とても落ち着いた雰囲気を感じられました。

お作法の授業も中学生にはあり、最初は靴を脱ぐところから指導が入るそうですが、回数を重ねるにつれ、礼儀作法が身についていくそうです。

また、躙り口もある厳かな雰囲気漂う部屋も設けられており、茶道を学ぶ環境としては素晴らしいと感じました。

(図書館)

私立の学校の図書館はどこに行っても充実しているところが多いのですが、女子校だけあって雑誌やファッション誌のラインナップもありました。

また、図書館には自習スペースが設けられているのですが、放課後はあっという間にいっぱいになってしまうということで、高校生は隣の跡見学園女子大学の図書館にて勉強をしている生徒も結構いるそうです。

そして、今年創立150周年を迎える跡見学園では、記念事業として多目的棟を建設中(本来は今春完成だったそうですが、文化財が出てきたことで今夏になるそうです)。

少し不足気味の自習スペースとして大いに活用ができるとのことで、今から入学する生徒たちにとっては学習環境がさらに充実していくことになるのでしょうね!

(理科実験室)

理科実験室と一口に言っても、生物や物理、化学など科目によって実験室が分かれており、たとえば物理実験室は滑車などの実験がしやすいように、各テーブルには水道がなく、テーブルの長さもかなり長く取られているなど、目的にあったかたちに工夫されていました。

(美術室)

各作品が展示されていたのは勿論、選択科目の「工芸」の授業などで使用できる窯が設置されていたのには驚きました。

器づくりを行うとしても、ろくろで形を整えた後は業者に任せて火を入れるのが普通だと思うのですが、「本物に触れる」という学園のスローガンが体現されていることの一つの表れだと感じました。

 

学校見学の後は、学校説明会ということで校長先生および入試広報主任の先生よりご説明いただきました。

その中で、この記事では高大連携(進学実績含む)2025年度入試概況・2026年度入試についてお伝えいたします!

 

学校説明会~高大連携~


(高大連携トピックス)

・東京農業大学応用生物科学部・生命科学部と協定締結。
…トマト🍅とイチゴ🍓の赤色はどう違うのか、などを実験するなど。

・東京理科大、学習院大、明治大、中央大、芝浦工業大、昭和女子大、慶應義塾大、東京医療保健大などと連携。
…特に中央大学は茗荷谷キャンパスが隣にあるので中央大に行って講義を受けることも予定。中学生は全員参加でのイベントも。

(2024年進学実績)

・国公立大学:2名(東京医科歯科大、千葉大)

・早慶上智:13名(早大4、慶大5、上智4)

・GMARCH:39名

など。詳細は、HPを参照ください。

(2025年合格速報)

現在判明分として、

横浜国大(教育)、慶大(環境情報・理工)、青学大(コミュニティ人間科・地球社会共生)、明大(情報コミュニケーション)、立教大(文・法)、國學院大(文)、明治学院大(経済)、日大(芸術)、津田塾大(総合政策)、東京女子大(現代教養)、日本女子大(理)、東京農業大(応用生物科)、芝浦工大(システム理工)、近畿大(理工)、北里大(薬)、東京薬科大(薬)、明治薬科大(薬)、日本歯科大(生命歯)

などが年内入試で出ているそうです。

 

学校説明会~2025年度入試概況~


(2025年度入試について)

・延べ受験者数は8年連続増加。2017年度 409名→2024年度 1564名。
…定員割れをしていた過去がありましたが、近年人気が上がってきているのを、近くで見ていても感じます。毎年当塾からも受験校あるいは受験候補校として検討している生徒が多くいます。

・2月1日午前(一般①)、2月1日午後(特待①)、2月2日午前(一般②)、2月2日午後(特待②)、2月5日午前(特待④)は昨年度からいずれの回も37~80名ほど受験者数が増加。実質倍率も最低が特待①の2.4倍、最高が一般②の3.3倍といずれも高くなった。

・2月4日午前(特待③:思考力、英語コミュニケーション)のみ受験者数が減(-2)。

・各入試、基本的には6割強~7割弱の得点率が合格には必要。一般②の2科入試や特待③の英語コミュニケーションは7割強~8割の得点率が必要。

 

学校説明会~2026年度入試について~


(試験日程)

種別日程科目定員備考
帰国生日程調整中国語(50点)、算数(50点)、作文(20点)、面接若干名英検3級以上は考慮
一般①2月1日午前2科 or 4科70名一般合格のみ
特待①2月1日午後2科 or 4科50名一般 or 特待合格
一般②2月2日午前2科 or 4科50名一般合格のみ
特待②2月2日午後★国語1科・算数1科★40名一般 or 特待合格
特待③2月4日午前思考力入試:(思考力150点)、漢字・計算(50点)

英語コミュニケーションスキル入試:
漢字・計算(50点)、英語筆記(50点)、英語面接(100点)

20名一般 or 特待合格
特待④2月5日午前2科 or 4科20名一般 or 特待合格

特待合格の基準は、おおよそ8割5分程度以上の得点率。
(※なお、跡見学園ではありませんが、パーソナルスタディから今年スカラシップ(特待)で女子聖学院中に合格した生徒がおり、そちらも基準8割5分以上でした)

特待生に選ばられると、特典として年間授業料が半額免除(進級時に再審査)されるそうです。

★国語1科(従来の国語重視型入試)に加え、算数1科の入試を2026年度入試に新設。実施時間をずらして実施する予定で希望者は両方受けられるようにするとのこと(但し、高得点の方での優遇判定はなし)です。

合格判定については、2科 or 4科選択の入試については、合格者の8割を2科合計得点で判定。

また、複数回受験による優遇措置としては、繰り上げ合格者決定の際に考慮するとのことです。

 

最後に


跡見学園中・高は、近年人気が高まっている学校です。

PERSONAL STUDYでも、「どうしても跡見学園に行きたい!」という思いが小6になってから強くなり、受験を決意して見事複数回受験の末、合格を勝ち取った生徒がいました(受験体験記・トレーナーインタビューはコチラ)。

そのため、倍率も上がってきており、大手集団塾の模試偏差値や従来のイメージ以上に侮れないと思います。

「跡見学園に合格したい!」
「跡見学園の受験を考えている!」
「行きたい学校はまだ見つかっていないけど、いざ受験校選びのときにしたくない!」

などの想いをお持ちの方は、ぜひ一度お問い合わせください。

文京区に校舎を多く持つPERSONAL STUDYが徹底サポートいたします。

 

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