【大学入試改革】今後必要な学習とは??準備しておくべき事。
◇今、求められる教育が大きく変わっています!!
来たる2020年度、社会で活躍できる教育・人材育成を目指し、教育改革が行われます。
そして、その一つが『大学入試改革』。
これまで行われていた「大学入試センター試験」が廃止され、新たに「大学入学共通テスト」が開始されます。
その違いとは、従来の知識・技能の評価だけではなく、思考力・判断力・表現力を重視した入試へ移行していくのです。
◇では、大学入試での大きな変化とは?
現状で発表されている変更点として大きく3つあります。
①国語と数学で「記述式問題」の導入
②英語は4技能評価、資格・検定試験を活用
③入試形態を問わず、「調査書」が必要となる
では、今後変化していく受験に向けてどのような学習を進めていったらよいのでしょうか。
◇今後、備えておくべき学習とは、
① 国語と数学で「記述式問題」の導入
国語と数学では、従来のマーク式、選択問題に加え、知識だけではなく思考力・判断力・表現力を評価するために記述式問題も導入されます。
◎やっておくべきポイント!
”読み取り、解釈し、情報を得てまとめる、自分の考えを的確に説明する力”を付けていく必要があります。
小論文など文章を発する練習を入れていきましょう。
②-1 英語は4技能評価
従来の「聞く」「読む」の2技能に加え、「話す」「書く」という技能の評価が加えられます。
これによって、”実用的な英語力”が求められるようになるのです。
-2 資格・検定試験を活用
また、高校3年生の4~12月に受検した2回までの資格・検定試験の結果を提出するようになります。
◎やっておくべきポイント!
”英検”等の資格・検定試験が重要となってきます。
また2024年度以降は、この資格・検定試験に一本化となる予定であり、
検定の学習を長期的に進めておくと良いでしょう。
③入試形態を問わず、「調査書」が必要となる
学校の成績や課外活動(部活・ボランティア・検定・資格 等)を記載した調査書を提出するようになります。
◎やっておくべきポイント!
”検定や資格”を取っておくことも、大学受験での評価に反映される可能性があります。
また、高校3年生で課外活動を記載できる箇所を増やす時間はもったいないので、
高2までの早い段階で計画を立てておくと良いでしょう。
入試改革は、まだ詳細を完全に発表されてはいないため、
その対策に動けていない方は多くいるかと思います。
しかし、受験は情報戦です。
今動けるのであれば、同学年生から大きなリードを取ることができます。
早め早めに対策を打っていきましょう!