中学生で初めて学習するものとして英語がありますが、英語学習で1年生の最初の頃には調子良く点が取れていたのに2年生の中頃から急に成績が伸び悩むことがありませんか?

多くは長文読解ができずに悩んでいることが多いです。

今回は、初めて長文読解を勉強する際に気を付けて欲しいことについて解説していきます。

 

 

長文=短文の蓄積


長文読解を初めて勉強するときに一番念頭において欲しいことは、

「長文は今まで勉強してきた短文の集積でできている」ということです。

実際に長文を読んでいくと夥しい分量に気圧されてしまって急いで読まないといけない、

そこまでは思わずとも一文一文に時間をかけているとキリがないと思うかもしれません。

 

ですが、実際にはあまり速さに関しては最初は気にせずとも良いです。

よほどのことがなければ最初期に勉強する長文は丁寧に読んでいても時間が足りるようになっています。

 

 

「速く読む」ではなく「丁寧に読む」


では、なぜ読めなくなってしまうのかというと、早く解こうと思い「分かる」「分からない」に関わらず単純に焦っているだけです。

焦ると何が起こるか想像できますよね。

・読み飛ばし

・思い込み

・ケアレスミス

など、正答率がだだ下がりします。

英語の偏差値が高い人の視点で話すと、

・理屈(文法)

・感覚(読解力)

共に高い水準だと偏差値は60以上が可能です。

そこから最高レベルの偏差値65~70を出すために必要なこと。それが最後に「読むスピード」です。

 

読むスピードを上げるには「英語長文を読む物量」=「演習量」を上げていけば、おのずと上がっていきます。

 

 

長文に慣れるには?


読めなかった文章が教科書やテストの問題で合ったとしたら、一文一文取り出して辞書を片手に丁寧に訳してみましょう。

周囲の文に書いてあることを使わないと読めないことこそあれど、

多くは文法的にそこまで難しくはない文で構成されているはずです。

そのようにして読める文を増やしていった後に改めて全体を読み直してみましょう。

文章全体を外観することもできるはずです。

一つの長文に最初は多く時間をかけても全く問題ないので、急ぎ過ぎず丁寧な勉強を心がけましょう。