【勉強方法】英語のコツ!~早大生に聞く、英語長文の勉強のやりかた①~
今回は、パーソナルスタディの現役早稲田生講師に
英語の勉強方法に関してお伺いしました。
入試でも必ず出ると言っても過言ではない「英語の長文」。
どう対処すべきなのでしょうか。
■「英語の長文が読めない…でもなんで読めないのかも分からない…。」
「英語の長文が読めない…でもなんで読めないのかも分からない…。」
英語を習っている誰もがそんなことを思ったことがあるのではないでしょうか?
特に高校1年生や2年生は長文が読めないゆえに長文嫌いになってしまう人も少なくないと思います。
私もその一人でした。
長文嫌いというよりも英語自体が嫌いになりました。
でも、ある時から私は英語の長文がおもしろいくらいすらすら読めるようになりました。
結果、英語自体も好きになりました。
なぜ私が長文を読めるようになったのか、また長文を読む方法を紹介したいと思います。
■英語の長文を読むために必要なこと3項目!
英語の長文を読むために必要なことは、
➀(ある程度の)単語・熟語の暗記
②構文解釈の力
③文章全体の構造を把握する力
以上の3つだと思います。
この3つが1つでも欠けていると、文章の内容理解も速読もできるようになりません。
項目ごとに具体的に説明していきます。
➀(ある程度の)単語・熟語の暗記
長文を読むとき、意味の分からない単語がたくさんあると読むのが嫌になりませんか?
またあまりにも知らない単語ばかりだと内容の把握もできません。
だから、長文を読むにはある程度の単語と熟語の意味を暗記している必要があるのです。
私は、単語を覚えるために自由な時間がたっぷりある長期休みを活用しました。
高校2年生の冬休み、長文は一切読まずにひたすら単語・熟語の暗記だけをしました。
1冊受験用の英単語集・熟語集を買って、それをくりかえし見て覚えました。
効果はすぐにあらわれました。
単語・熟語を覚えただけで長文の内容をぼんやりとつかめるようになりました。
だまされたと思ってやってみてください!
一度で完璧に意味を覚える必要はないです。
なんとなーくしか単語の意味を覚えていないとしても、全く知らないよりははるかに長文を読むのに役に立ちます。
②構文解釈の力
まず構文、とは英語の主語・述語・補語などから成る構造のことです。
また構文解釈とは、1文を主語・述語・目的語・補語(SVOC)などに分解することです。
たとえば、I have a pen.の主語はI、述語はhave、目的語はa penになりますよね。
当たり前じゃん、そんなの普段からやってるよ、
そう思われるかもしれません。
でもこの構文解釈が長文を読む際はとても重要なのです。
例にあげたような簡単なものばかりならよいのですが、英語の長文にはもっと複雑な文がたくさんちりばめられているのです。
では、構文解釈ができないと何が問題なのでしょう?
それは、文章の流れがわからなくなってしまう危険があることです。
SVOCが把握できていないと、文章の途中で主語が変わっても気づけないです。
述語の動作主が誰なのかもわからなくなってしまいます。
だからこそ構文解釈を正確に行うことは大事です。
ここでは正確な構文解釈を行う方法を紹介します。
簡潔にいうと、たくさん演習して慣れる、これのみです!
まずは簡単な英文法のテキストなどに載っている例文から始めてみるとよいと思います。
主語、述語、目的語を文章に書きこむのもおすすめです。
それは簡単にできる、という人は長文にトライしてみてください。
長文を読んで、復習する際、読んでいるときに分からなかった、またなんとなくで読み進めてしまった箇所を構文解釈してみてください。
これを地道に行い続けることで、文章を読む際にいちいち主語、述語…と考えなくとも英文が読めるようになります!
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次回は引き続き、3つ目「文章全体の構造を把握する力」に関してです!