数学を勉強していく上で二本の柱と言えるのは、

 

■「簡単な問題の演習を繰り返し自分のものにすること」

■「入試レベルの問題を練習しながら初見の問題への対応力を身につけること」

 

だと言えます。このうち後者の方については、解いてみても全く手がつかず、解答を見ながら理解していく必要がある問題が少しづつ見られると思います。

 

しかし、世の中の受験問題にはかなり難易度が高かったり独特なアプローチだったりとただ解答を読むだけでは理解できないものがあります。そうしたときにどのようにすれば理解に近づけるのかを今回いくつかコツをお伝えしたいと思います。

 


まず第一に、式の展開が飛ばされているパターンが考えられます。一つ一つを自分の手で追うことですんなり理解できる形に直せることがありますのでとりあえず詰まったら自分で計算してみましょう。

 

上にも関連してきますが大学受験においてよく用いられるΣの記号があります。これが絡むと一見難しそうな式になるので嫌う受験生も多いのですが実際にやっていることはただの足し算ですので一度展開して計算してみると理解が進むと思います。

 


ほかにコツとしては問題に「○○年 ☆☆大学」のように出典が明記されている場合、基本的にその解答はほかにも世の中にあると思いますので他の解説と比較してみるのも有効です。

 

過去問は各出版社が回答を作っていますし、最近のものでしたら速報という形式でインターネットに解説が残っている問題がありますので積極的に活用していきましょう。