【中学受験 傾向と対策】巣鴨中学校 国語編
巣鴨中学校 入試傾向と対策 (国語)
今日ご紹介するのは、巣鴨中学の国語です。
国語も算数同様に難度は高い問題ですが、毎年同じパターンで出題されます。
その入試傾向と合格するためのコツをお伝えします。
ぜひ、参考にして頂ければと思います。
■試験時間:50分
■大問数:3問
■小問:29問
☆よく出る問題:漢字の書き取り、論説文、随筆文、説明文
■配点:100点満点
【傾向と対策】
■毎年同じ出題傾向。漢字1題+長文読解2題
漢字問題が1題、長文読解が2題。
漢字に関しては、10問で書き取り問題での出題が多いです。
難易度は高くはありませんが、日頃から漢字練習では読みではなく書き取りの練習を基本的なドリルから練習することをお勧めします。
また、漢字の書き取り問題以外にも、言葉のきまりから語句や文法が問われる出題もあります。
「品詞」「ことわざ・慣用句」「語彙」などの知識の対策もしておきましょう。
■読解問題は、「説明文」「論説文」「随筆」
「物語文」「小説」は出題されず、「説明文」「論説文」「随筆」がよく出題されます。
3000字ほどの文章で、論理的に文章を読んでいく力が求められます。
抜き出し問題が多いので、普段から文章の構成や段落ごとに要約する力をみにつける勉強方法や
多くの本を読む事で、文章の理解力を高めておきましょう。
■記述も多く出題される
長文読解に関しては、記述問題が多く出ます。
指示語がなにを指しているのか、筆者の考えはどこにまとめられているのか文章内で考える問題が中心です。
学習法としては、普段使っているテキストで構いませんので「問題を解く」のみではなく、その文章の中で筆者が重要視していること、
考えを30字~40字程度でまとめたり、指示語がなにを示しているのか短文でまとめるという練習をしていきましょう。
【巣鴨中に合格するためのコツ(国語編)】
巣鴨中の国語の特徴は、上記でもお伝えしていますが「物語文」や「小説文」がでないことです。
小学生にとっては、かなり読みにくい難解なものが取り上げられます。
国語の読解は、入試テクニック的なもので解ける場合もありますが、巣鴨中の読解問題はテクニックだけでは
太刀打ちできないような真の国語力が必要です。
真の国語力とは、「知識」「読解力」「記述力」です。
ただ、こういった力はすぐには身につきません。
よく多くの方から国語の勉強方法が分からない。読解力をつけるには、どうしたらよいの?と聞かれます。
パーソナルスタディでは、お子さまの志望校や学習状況に応じて、
読解問題の解き方はもちろん、文章要約の仕方(線引き方法)、記述の書き方など
まず正しい「やり方」を身につけていってもらうことで、答えを導き出す力をつけていきます。