【SAPIX対策Q&A】5年生に入ってから、子どもが算数が難しいと言い始めました。
Q SAPIXに通っています。今まで難しいと言わなかった小5の息子が、4月になり「算数が難しい」と言い始めました。
今後どうしていけばよいでしょうか?。何か対策はありますか?
A
5年生になって、それまで困らなかった算数が難しいと感じるお子さまはとても多いです。
SAPIXの5年の2月、3月では「平面図形」「約数倍数」「小数分数」などで、
主に4年生までの復習とその強化という色合いが強かったと思いますが
4月になると、「旅人算」「ダイヤグラム」「点の移動」「量の変化」といった単元となり、
4年生で基礎はやったけれど、さらに発展・応用がきいているといった内容に変わります。
「旅人算」や「ダイヤグラム」は、
4年生の単元でいえば「グラフの読み取り方」「速さ」で学習したことを使って解く単元です。
しかしながら、5年生では4年生の復習はせず、
むしろ理解できている前提で新しい考え方や概念を学習します。
「量の変化」も同じです。
4年生で言うと「立体図形」「グラフの読み取り方」「深さの変化」で学習した内容がベースとなりますが、
5年生ではより高度です。
「算数が難しい」とお子さまが言う原因として2つあげられます。
1.そもそもの4年生内容が身についていない
2.基礎力はあっても、高度な概念や作図、補助線のひき方などの理解に苦労している
もし
1.が原因であればそこを定着させることが最優先。4年生のテキストに再度取り組みましょう
2.が原因であれば、お子様の授業の受け方を見直しましょう。
□先生はどれくらい細かく考え方を説明しているのか
□ポイントは口頭説明か、きちんと板書してくれるのか
□お子さまの授業での集中力は?
□解説する時間、解かせる時間の比率はどれくらいか
お子さまの授業の受け方が把握できれば、どこか改善点が見えてくる可能性があります。
それでも上手くいかない場合は是非ご相談ください。
パーソナルスタディでは、お子さまのつまずき箇所を特定し、
適切な単元に戻って立ち戻り学習を進めていきます。
ご興味のある方は是非ご相談ください。