昨今、受験の様相は変化を見せていて、以前よりもその場の学力以外のものをみようという潮流ができています。その一環で、大学受験の際、英検の認定やTOEIC、TOEFLのスコアを用いると有利になる受験形式が最近では見られます。皆さんの中にも利用を考える人もいるのではないでしょうか?

今回は検定英語のために勉強するときに気をつけることについて書いていきたいと思います。

 


 

■検定英検の特徴とは?

検定英語の特徴として、従来型の試験と比べてリスニングの配点が非常に高いことが挙げられます。日本の英語教育はリーディング・ライティングに偏重しているとよく言われます。

もっとも、私自身はリスニングの力は十分な文法力や読解力が整ったのちの練習が寛容だと思っています。しかし、やはり学校で行っている勉強時間の比で考えると、明らかにリスニングの時間に対して検定のリスニングの占める点数の割合が大きいです。

そのため、検定を受ける際は普段の勉強よりもリスニングを意識して取り組む必要があるのですが、ここでどのタイミングで受験するかが関係してきます。第一志望の試験にリスニングがなかった場合、対策が無駄になってしまう場合があるからです。

そのため、あまり直前になって焦って検定を取りに行くのでなく、受験年度の前半あたりには十分なスコアをとっておきたいところです。