【高校生必見!!】現役東大生が考える、東大入試の攻略法②
今回は、現役東大生講師に、
『東大合格に対しての具体的な勉強』に関して
を伺いました。
今後、東大を目指す方、
また難関大学を目指す方にとっても
具体的な勉強法としてぜひご覧ください!!
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「東大で学びたい!」
「日本一の大学に合格したい!」
などという願いは難関大学を目指す人にとっては1つの憧れでしょう。
2、3年先を見据えて勉強を始めてみようという高1、高2生も少なからずいることだと思います。
しかし、「さぁ、東大を目指そう。」と思っても、何から始めていいのかわからない…
そんなみなさんに僕が東大に合格することができた秘訣をお教えしたいと思います。
≪前回を読んでいない方はコチラから!!≫
◇柔軟な思考力を身につけましょう!
さぁ、基礎基本を徹底させたら次の段階に進みましょう。
それは柔軟な思考力を身に着けることです。
矛盾するようですが、
いくら基礎基本が大事だからと言ってそれだけで合格できるほどもちろん東大入試は甘くありません。
しかし注意しなければならないことは、同じようなことの繰り返しになりますが、
難しい問題やその解答を知っていることではなく、
初見の難しい問題を自分が持っている知識を最大限利用して解を導き出すことです。
東大入試ではその過程で柔軟な思考力、発想力を必要とする場合が多いです。
ですから、基礎基本を身に着けたら、思考力を伸ばさないといけないのです。
では具体的にどのように学習を進めたらよいのかということについてです。
答えは簡単で、少し背伸びしたレベルの高い問題集に取り組むということです。
例えば、僕が使っていた参考書、問題集は以下の通りです。国語は、受験期まで上にあげた参考書を使っていました。
英語 | 「速読英単語 上級編」、「ポレポレ英文読解プロセス50」、「やっておきたい英語長文 500」、「やっておきたい英語長文 700」、「やっておきたい英語長文 1000」 |
数学 | 「1対1対応の演習」 |
物理 | 「重要問題集」 |
化学 | 「重要問題集」、「化学Ⅰ・Ⅱの新演習」、「化学の新研究」 |
数学は苦手だったので「1対1対応の演習」しかやりませんでした。
逆に化学は得意だったので、新研究などを読んで理解を深めていきました。
物理は時間が無くて重要問題集しかできませんでしたが、
「難問題の系統とその解き方」までできたら十分すぎるくらいだと思います。
高3の夏休み以降はこれらのようなレベルの高い問題集を使ってどんどん問題に触れていきましょう。
その際に大切なことは、一問一問考え抜くことです。
分からなくてもすぐに解答解説を見ずに、自分の頭で考えましょう。
僕も浪人時、数学の問題1問をずっと考えてその日の勉強のほとんどを費やしたことがありました。
まぁ、そこまでやれとは言いませんが(笑)
◇高3の秋以降は、『模試+過去問』の実践演習を!!
秋になると大手予備校が東大入試に向けた模試を実施します。最低でも一回は受けましょう。
模試の復習とともにこの時期から過去問も解いていきましょう。
過去問の使い方は様々ですが、夏から秋にかけて上記のような問題集が大体終わったら始める感じがいいと思います。
過去問だけではすぐに問題がなくなってしまうので、上の問題集に継続的に取り組んでいきましょう。
秋以降の勉強で注意するべきことは、基礎基本が怪しいと感じたらすぐに最初にあげた問題集に戻るということです。
レベルの高い問題集に取り組む際、必ずしも全部解けるわけではないと思います。
解けなかった原因をしっかり分析して基礎基本に起因するものであれば、迷わず基礎的な問題集で確認する習慣をつけましょう。
個人的にやれたらよかったと思う過去問の使い方は、
高1、高2の時にⅠA・ⅡBの範囲の過去問をじっくり考えてみるということです。
数学は特に発想力、思考力が必要です。
この時期から柔軟な思考力を鍛えておくことができれば高3の秋以降の数学の勉強が楽になると思います。
東大を目指すにあたって様々なアドバイスを紹介しましたが、一番大事なことは自分にあったやり方で勉強することです。
音楽を聴きながら勉強するのは良くないとか、息抜きをしないと集中力が続かないなどといわれることがあります。
しかし、それで自分が集中できるのならばそのやり方で勉強するのがよいと思います。
東大に合格することは確かにとても難しいことですが、
やるべきことをしっかりできれば誰しも合格する可能性はあります。
ぜひ皆さん、東大合格を目指して頑張ってください!!!