中学受験も終わり、中学入学まで1か月を切りました。

私立中学校に入学することになると、事前に課題を課している学校もあります。

 

中学に入っていいスタートを切るために必要なことは何か?

それはずばり予習です。

学校のカリキュラムなどもありますが、ほとんどの私立中学では公立中学校よりもかなり速く進みます。

平均的に言えば公立中学校の生徒が3年間で学習する内容を私立中学では2年間で学習することになります。

それに加えやはり【英語】の存在は大きいです。

 

 

 

中学に入り成績上位者の統計を見ると実は小学校の時と家庭学習時間はそこまで変わらない、むしろ減っています。

それはなぜなのか??

中学入試を経験してきた子にとって理科・社会というのはそこまで難易度が高くありません。

ですので家でたくさん時間を取ってという必要がないのです。その代わりに英語を勉強します。

こう考えるとトータルの時間というのは減る傾向にあるのです。

もちろん部活動などで学習時間全体が減ってしまうのはもちろんありますが、『家庭学習』の時間という意味では

塾に行っていた時間が部活動などに置き換わるので、家庭学習の時間はそんなに増減がないのです。

多くの生徒が家庭学習の時間で英語・数学をやっているということです。

 

つまり【英語】をしっかりとこなせて入れば中学に入ってからも苦労がないというわけです。

アンケートによると首都圏では中学入試後から中学入学前に英語を勉強(塾に通っていた、英会話も含む)していた生徒というのは

63%いるようです。

特にこの【英語】は今は小学生でも勉強は行いますが、ライティングに関してはほとんど扱っていません。

今はまだライティングの重要性というのは学校英語では高いです。

このライティングの部分で差を付けられるように中学前に準備をしておき、

中学校生活の英語のスタートをスムーズに切らせてあげるのがベストです。

目安としては1学期に学習する内容をやり切ってしまうぐらいがちょうど良いです。

 

また、この時期に勉強をするというのは中学受験で身についた勉強習慣を損なわせない

という意味も大きいです。

 

是非ともお子様に中学校でいいスタートを切らせてあげて、成功体験を積ませてあげましょう。