今日は算数の【逆比】について。

 

家で勉強を見ている保護者様、お子様に逆比って何?

と尋ねた時にスムーズに答えることができるでしょうか。

 

問題

A君はある道のりを30分かかって、B君は同じ道のりを20分かかったときに

A君とB君の速さの比は何対何か?

答え

⇒2:3

逆比を用いる一つの例題です。

 

ではさらにC君は40分かかるときに

A君、B君、C君の速さの比は?

と言われたときはどうでしょう。

 

2つの間の関係であれば比を入れ替えるだけで足ります。

しかし根本の部分では違います。

逆比というのは

【逆数の比】

の事なのです。

さっきの例でいえば3人の比は

1/30 : 1/20 : 1/40 = 4 : 6 : 3となるのが正解です。

 

このように3個の関係についても逆比というのは使うものなのです。

もっとも中学受験では2つのことも多く、逆比が【いつ】使えるのかも非常に大事にはなります。

特にこの時期多くの6年生は速さについて学習していると思います。

逆比を使うのはどんな時か?

そういったこともご家庭で確認してみるとよいかもしれません。

 

 

また、算数で一番おろそかにしてしまうのは言葉の意味、使い方です。

なんとなく解いているうちはまだ安定した得点というのは難しいです。

使い方というのはその言葉とセットで使う知識などです。

是非根本原理の理解、言葉の理解、使い方を抑えていきましょう。