中学1年生からの英語に必要なことは?
小学校から中学校に上がる上で、一番大きな変化と言えるのは英語の本格的な始動と言えるでしょう。
もちろん小学生の間にも英語の学習はしていたと思いますが、国語で漢字を覚えたり、算数で解き方を学んだりするように英語の単語を覚えたり文法を学んだりということはしてこなかったと思います。
初学者にとってまず第一につまづくのが個人的には英単語だと思います。少し英語を学んでいけば今まで学んだ単語との類似性に気づけ、その結果単語を覚える難易度はグッと下がります。しかし、初学者は本当にただの記号の羅列として英単語を見てしまうので一語を覚える労力がかなり大きいのです。
そのため、中学校に入り英語学習においていかれないためには、
■「入学までの二ヶ月前にアルファベットの大文字小文字、および基礎的な単語を覚える」
ということに一日10分でいいので取り組んでいってほしいと思います。
中学入学前に読み書きできる目安の単語数は「200-300個」です。
中学で学習する英単語数は年々増加しており、現在は約1,800単語を3年間で学習します。その1割にあたる数を事前に理解しておけば、最初の定期テストでケアレスミスがなければ「100点」がとれるはずです。
単語さえ覚えられていれば中学校に入ってからの勉強は理解に力を要する文法にじっくり時間を取れます。
文法はやはり教えてもらったほうが独学より身につくのは早いので、暗記である単語学習は今のこの時期に進めていくべきです。
単語帳としては、市販の中学生向けの英単語帳を一冊買い、それを受験まで通して使用することをお勧めします。最後の方には難しい単語も収録されていますが、ほとんどのものが最初の方には簡単な単語のみが収録されたセクションがあるはずです。まずはそこの単語を覚えることを意識しまし、できれば例文も読んでおくとよいでしょう。