中学受験で算数は最も重要といっても過言でないでしょう。

他の教科と違い暗記だけでは点数が取りにくいため、

「勉強しているのに点数にならない」

と苦心している方が多いです。

今回はそうした方におすすめの算数を苦手教科から脱却するために必要なことを述べていきたいと思います。

 

 

算数の基礎力とは「計算力」と「正確さ」


まず第一に算数が苦手な方に共通しているものとして計算自体の速度、正確さが足りていないというものがあります。

計算力が不足していると模試で間違えた問題の半分が計算ミス、というような状態になってしまいやすく、弱点を補強する勉強がしづらくなってしまいます。

毎朝学校に行く前に一ページ計算問題をやる等を決め、時間をかけて計算力はつけていきましょう。

 

 

 「復習」=「家庭学習のマネジメント力」


ほかに成績が上がらない要因として一度やったことを忘れてしまっているということが挙げられると思います。

塾のテストでは一部のとても難しい問題以外は塾のテキストで既にやった問題から出題されています。

そのため、日々のテキストの問題で(簡単なものからでも良いので)できる問題を一歩一歩増やしていくことができれば点数は上がっていくということになります。

 

一度やったことを確実にできるようにするために必要なのは徹底的な復習です。

一度やったテキストの範囲を翌日と一週間後にもう一度やってみましょう。

同じ問題で答えを覚えていてしまっても問題ありません。

むしろ間違えてしまうと自信を失ってしまうので朧げに覚えているくらいでちょうど良いでしょう。

 

この二つをしっかりと実践すれば苦手意識は減ってくると思います。

継続して復習と計算練習を行っていきましょう。