大学受験の化学はそれぞれ理論、無機、有機と3つの分野が存在します。

理論分野は方程式を用いて定量的な数量の分析をする、物理の問題と似たアプローチを用いて勉強することができます。

 

ただ、無機化学および有機化学においては暗記の量が重要になってきます。有機化学に関しては「暗記したことを使う」ということも暗記と同じ程度大切ですが、特に無機化学については他の分野に比べ大量の反応と知識を暗記することが重要視されているように思います。

理系を選ぶ学生は文系を選ぶ学生に比べ暗記に苦手意識を持っている人が多いため、この分野でつまづく人が非常に多いです。

 


■化学の暗記方法はどうすればよいの?

暗記方法については種々色々ありますが、今回お勧めしたい暗記法として、

☑「覚えなくてはならないことより1段階高度な内容を学習する」

 

無機分野はたしかに表層を見るとかなりの暗記が必要そうに見えますが、なぜその反応が行われるかまで遡ると理論的に説明できることがほとんどです。ここでなぜそうなるのかまで勉強することにより、無理なく覚えられるだけでなく理論化学の力も高めることができます。

市販の参考書の中でかなり高度な内容まで記載されている問題集としては「化学の新研究」が挙げられます。

覚えられない反応などがあったらこうした参考書やインターネットの高校生向けサイト(場合によっては大学生向けのサイトでも大丈夫です)を調べてみて知識が自分のものになるまで調べてみましょう。