新学期が始まりました。

学校の進度やカリキュラムによって変わりますが、そろそろ「基礎」とついていない理科の教科を勉強し始める頃だと思います。今回はその中でも理系の人のよく履修する物理について、勉強を始める前の簡単な心構え、どのような勉強方法が良いのかを書いていこうと思います。

 


■物理基礎と物理の違い

まず第一に物理と物理基礎の違う点です。

既に物理基礎を勉強している人は多いと思いますが、物理では基礎で学習した力学・電磁気・波動の単元に加えて、熱力学、原子分野の2つが追加されます。

この二つに関しては上の3つよりも特に出てくる公式が多くまたそれを導出することは非常に困難ですのでかなり暗記が求められる単元です。必然的に受験時に穴になりやすい部分でもあります。初修の段階で苦手意識を持たないようしっかりと勉強しておきましょう。

また、力学と電磁気、波動に関しても難度がぐっと向上します。

 


■物理 勉強のコツは?

 

このように物理基礎と比べて難易度の上昇が著しいのですが、勉強のコツとしてはとにかく簡単な問題集をたくさん演習することです。

教科書の説明だけをずっと読んでいるだけではかなり「わかった気になる」確率の高い教科だと感じています。

授業でやった単元はぜひその日のうちに問題集にも目を通しておきましょう。