「教える」=「行動の指示をすること」
ブログ, 中学生, 子育て, 小学生, 高校生
人が何かを続けられない理由に
「やり方が分からない」といったことが挙げられます。
どうすれば解決できるでしょうか。
子どもにやり方を伝えるためには「教え方」が重要になります。
そのために、まず「教える」とはどういうことかを明確にする必要があります。
教える内容が何であれ、相手が誰であれ、すべてに共通していることがあります。
それは、
相手から望ましい行動を引き出すことが目的だということです。
たとえば
“挨拶の仕方”でも“2ケタの数字のかけ算”でも、教える相手が子どもでも大人でも同じです。
挨拶であれば、「その場にふさわしい言葉や作法で挨拶するという行動」をいつでも実践できるようにするのが目的
2ケタのかけ算であれば、「2ケタと2ケタの数字をかけ算して正しい答えを導き出すという行動」を身につけさせることが目的です。
キーワードは、「行動」です。
行動とは、具体的に何をすればよいのか、分かるものです。
先程、例にあげた挨拶の仕方1つにしても
「きちんとあいさつしない」と言ったとしても、
具体的にどんな挨拶が「きちんとしたあいさつ」なのかが分からなければ、
挨拶のしようもなくなってしまうのです。
どれも当たり前で拍子抜けされるかもしれませんが、
普段から子どもに対して「望ましい行動を引き出す」という視点を
意識して教えているという方は少ないのではないでしょうか。
物事を教えるということは「行動を引き出す」ことが目的であり原則となることを
今一度頭の中に置いておくようにしましょう。
パーソナルスタディ編集部
パーソナルスタディ編集部では、「続ける」をテーマに受験生だけでなく、学習を続けたい皆様のために発信しています。