勉強を素早く集中するための『工夫』とは。
今回は勉強を始める際に素早く集中するための方法について書いていきたいと思います。
集中できる場所は各々あると思います。
例えば塾の自習室、学校の図書館、行きつけのカフェの一角など。
自分の部屋が一番集中できる人も多いかもしれませんね。
しかし、この記事を読んでいるあなたもこんな体験をしてしまったことはありませんか?
家の外で勉強する人は、
「よし、やるぞと思ったはいいが移動の気疲れで始めるのが席に着いてからしばらくしてからになってしまった」、
家で勉強する人は
「始めたはいいが部屋の散らかりが気になりちまちま掃除をしていたら結構時間が経ってしまった」
精神力が弱い、と片付けてしまうのはやや浅はかと言えるでしょう。工夫次第で十分改善できる悩みです。
第一に、
席に座ってから何をするかを決めていると他のことが飛びこんできてしまうので、
考えなくてもいいように、
最初には○○をやる!と決めておきましょう。
たとえば、
・計算問題を5問やる
・昨日やった内容の復習(覚えているかどうかのセルフテスト)
など。
また、その内容はカンタンなものにするのもコツです。
最初から自分にとって負荷のかかるものに取りかかろうとすると、結果として集中しきれず能率が落ちてしまいます。
まず、その環境で机に向かうことになれることに重きを置きましょう。
他には、その場所でやることを順序立ててリストにするのも良いです。
そもそも場所を移動する主な目的は集中力を持続させるためです。
人間の集中力というのは何をするべきか、が明確になっていればいるほど強く効果を発揮できます。
この場所ではここまで終わらせる、と明文化していればとりかかりもスムーズになるはずです。
卵が先か鶏が先かというべき話にもなってくるのですが、何よりもまず先に勉強に取り掛かることも大切です。
席について落ち着くまでに
スマホを触ったり飲み物を飲んだりする前に着手することで、
座った場所を「勉強をする場所」というように
脳にインプットすることが大切です。