Q 小6男子の母です。目標としている志望校の偏差値にあと10足りません。何をどうしたら良いのでしょうか。

 

A

まさにこれからの時期、多くのお子さまに共通する悩みですね。

今までは何とかなると思っていたのに、実際にこの時期になっても志望校との開きが縮まらないと不安ですよね。

志望校が定まっているのであれば、傾向と対策を練ってとにかくやるだけでは?と思われるかもしれませんが、現状偏差値が離れているということであれば、無駄な学習を切り捨て最短ルートをまず描かなくてはなりません。

中学受験の一般論では、大体この時期から過去問を解くよう言われることが多いと思います。

そこでまずは志望校の過去問を1年分全科目よく見てみてください。

ここで大事なのは、今通っている塾の模試と「似ているか否か」です。

例えば、SAPIXの模試はどこか特定の学校を意識して作られていますか?そうではないですよね。

お子さまの志望校の傾向と対策に、SAPIXの模試が合っていない場合は、正確な志望校との距離感は出づらくなってしまいます。

つまり偏差値が足りていなくても、志望校の出題傾向がお子さまの得意傾向とマッチしていれば合格ラインに乗るということもあり得るのです。

そのため、志望校の過去問を解いてみて、どれくらいの点数か計測してみてください。

ここで注意しておきたいことは、塾の模試傾向と離れている場合に慣れていなくて予想外に低い点数を取ってしまうということもあるということ。

なので、たった一度解いただけでは判断できませんので、複数年の過去問を解いてみましょう。

そして解いたら分析が必ず必要です。

なぜ間違えたのか、間違えるのは何が理解できていなかったからなのか。そしてそれを理解するためにはどこの単元を復習すべきなのか。
それは何のテキストでどれくらい演習を行ったほうが良いのか。

保護者さまが1人で考えるには大変な面もありますので、その場合は塾などの第3者を頼ってみてください。

志望校に近づくために”必要な学習とは何か”を突き止め、余計なことは捨てる勇気を持って取り組むことが大事です。

この時期から偏差値+10上げて合格したという逆転ストーリーは毎年よく聞く話です。

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