夏休みも終わり、いよいよ受験への日時が秒読みとなってきました。

 

ここから皆さんは普段の勉強に加えて、そろそろ過去問の演習に取り掛かっていく必要があります。

 

なぜ、今の時期に過去問を解くべきなのかについて詳しく説明していきます。

 

この時期にもう過去問を解いてしまうことに懐疑的な人もいるでしょう。

 

なぜなら、過去問はもう少し実力がついた受験直前に解いて模擬試験のように使いたいと考えるからです。

たしかにこのような考え方も、一度でも今の実力を図りたい受験生のみなさんにとっては自然なものです。

 

 

しかし、いまの時期に過去問を解き始めるというのは6ヶ月後の合格に大きく貢献するのです。

その理由を今から挙げていきます。

 

おそらく大半の受験生はこの夏休みで大体の基礎の学力を定着させたものと思います。

 

これからの勉強で大切なのは、大方の基礎を定着させた後に何を集中して勉強するべきかをきちんと認識することです。

 

その際、第一志望校の過去問というのはそれを正しく把握するのにとても有意義なのです。

 

実際にどの分野がどのように出題されるのかを知り、自分がどのような問題を解けるかを知ることを正確に知ることができるのは直近の過去問だけです。

 

 

きちんと時間を測って本番のように解くことが大切です。

 

 

受験の前に本当に合格のレベルに達しているか不安だから去年の過去問は受験直前に解きたいという人がいるはずです。

 

しかし、それはあまり意味がないことなのです。

 

 

まず、去年出た問題は一昨年以前に出た問題よりも、もう一度出にくいということが挙げられます。

 

 

次に、受験直前に過去問を解いてもしあまり解けなかったら本番での大幅なモチベーションのダウンが懸念されてしまいます。

 

 

その時点で「実力が足りているか足りていないか」は気休めにしかなりません。ですので、今、去年のものから順番に過去問に取り掛かる必要があります。

 

 

現在まだ去年の過去問を解いていない人は是非解いてみてはいかがでしょうか?