世の中はポイントカードで溢れています。

お母さまの財布にも何枚か入っているのではないでしょうか。

 

食品におまけでついているシールをコツコツ貯めるのも楽しいですよね。

こういったポイントサービスの最大の目的は、豪華賞品がもらえたり、値引きサービスが受けられたりすることですが、

ポイントがたまること自体にも、人は大きな喜びを感じています。

 

子供の頃、夏休みのラジオ体操や学校の水泳指導に参加するとシールがもらえるのが嬉しかったという方も

少なからずいるのではないでしょうか。

 

行動科学によるマネジメントでは、社員やアルバイトのマネジメントにポイントカードなどの「ポイントシステムを導入」しています。

例えば、アメリカのある企業では仮想の紙幣を発行して、何か良い働きをした社員にプレゼントをしています。

紙幣がある程度たまると社内のカフェで好きなドリンクが飲むことができます。

 

子供じみているように感じるかもしれませんが、実際に社員は積極的になり業績も向上しました。

 

重要なのは、

“ごほうびをあげるから◯◯しなさい”ではなく、“望ましい行動をした人をそのたびにきちんと

褒める/ねぎらう/認めるための仕掛け

ということです。

 

お子さまに対しても行動を継続させるために是非導入してみてください。

 

スタートする際には必ずお子さまにルールも説明し

「やってみたい?」「うん、おもしろそう、やるやる!」という流れで上手に導いてください。

“ワクワク感”を出すことが大切です。

ご褒美にお金をかける必要はありません。

シール1枚、スタンプ1個でもご褒美にもなりますし、効果もありません。

行動科学におけるご褒美とは、本人が小さな喜びを感じることができる程度の「ちょっとしたご褒美」です。

パーソナルスタディでは、お子さまの自学自習に関してポイントカードを与えて前向きに取り組むような仕掛けがあります。

お困りの方は、是非ご相談ください。