中学受験では小学校で勉強をする内容以上のものも多く出題されるため、
学校の勉強との兼ね合いが難しいところでもあります。

実際、中学受験生は学校に行き、塾に行き、塾の宿題をし、というように忙しい毎日を過ごしています。

ここに学校の宿題や課題が加わることにより、さらに大変さは増すことになります。

ゆえに、学校の授業をいかに活用するかがカギとなります。

 

そこで今回は、中学受験のための学校の授業活用法というテーマでお話をしていきます。

 

学校の勉強は大事な基礎の復習

 

繰り返しになりますが、中学受験では小学校で勉強をする内容以上のものが出題されます。

もっとも、そうした発展的・応用的な内容の基礎にあるものは、学校で学ぶ内容です。

 

特に最近では、ゆとり教育からの脱却ということで、
学習指導内容の改定でも小学校で勉強をする内容は増えてきています。

学校の勉強ができることが自信となり、
塾でのさらなる応用事項の学習に意欲が増すということがよく見受けられます。

 

基礎を改めて確認するために学校の授業を活用するという視点でのぞんでみましょう。

 

 

具体的活用法

 

では学校の授業をどのように活用すべきなのか。

ポイントは2つあります。

■ 漢字や計算などの基礎学習

塾でも漢字テストや計算のテストといった基礎力テストが課されますが、
学校でのテストにもしっかりと取り組む必要があります。

漢字や計算は基礎力です。

繰り返し反復して取り組むことで力はグングンと伸びます。

練習を怠らないことが大切です。

 

■ 理科の実験など目で見て理解する機会

塾での勉強では、どうしてもテキストや問題集を用いての座学になりがちです。

教科によっては
「テキストに書かれていることがイメージしにくい」
「だから覚えにくい、わかりにくい」
ということもあるでしょう。

その点、学校では課外授業や実際にやってみるということを通して、
経験や体験として理解できることも少なくありません。

そうした機会をフル活用し、中学受験の勉強につなげていくことができます。

 

まとめ

学校には行かなければならない。

しかし、塾での勉強も不可欠。

そういった場合は時間の使い方がカギとなります。

 

時間をうまく使うためにも、学校の勉強を中学受験につなげていくことは不可欠です。

使えるものはフルに使って、効率よく勉強をしていきましょう。