☆【読書習慣を身につけさせたい保護者様必見】おすすめ記事です☆


 

「学習まんが」を読んだ経験はみなさん一度はあるのではないでしょうか。ただの漫画と違い、知識や教養としてためになることが多く書かれているので、子どもが読んでいても親や先生からの風当たりも良く、気がついたら知識もついていて大変いい書籍だと思います。

実際に私も小学生の頃、図書室に置いてあった「ひみつシリーズ」を全て読破する勢いで読んでいたのを覚えています。この学習まんが、ただ知識をつけるだけにとどまらず子供の読書習慣を身につけるのにも一役買う大きな存在ですよね。

 

 

■「学習まんが」のメリット


小学生くらいの子供にとって、長い文字だけの本を読んでいくのはかなり労力のいることだと思います。本を読むことが好きで全く苦にならない子供もいますが、そうでない子が活字が得意にならない原因としては長い文章以前に「本を開く」という動作自体がハードルが高くなっている場合が多いです。

そうした子供でも漫画が全く読めないという子はあまり多くいません。そのため、純粋な漫画と活字の間の橋渡しのような役割が期待できます。

また、さまざまなジャンルの知識や興味が持てるように設計されているため、もっと詳しく知りたいからと他の本に手を伸ばすようにも構成されています。この点も読書習慣をつけるのに相性が良いです。

 

 

■おすすめ「学習まんが」


➀学研「まんがでよくわかるシリーズ・まんがひみつ文庫」」シリーズ

表紙画像引用:Gakken キッズネットHP 『ビタミン剤のひみつ』まんが/おぎの ひとし 構成/望月恭子

 

1972年からの開始以来、子ども向けの解説漫画といえばこの学研の『まんがでよく分かるひみつシリーズ』。

学習漫画業界に与えた影響は大きく、他の出版社から学習まんがシリーズを立ち上げさせていった元祖としても有名です。

基本的には図鑑を漫画化したもので、海や自然、地球、動物、魚、人体などカテゴリーの大きなテーマを扱っており、専ら科学(理系分野)が対象であった。後に犬や猫、カブトムシなど細分化されたテーマ、また漢字や記号、年中行事、歴史など人文科学・社会科学(文系分野)を扱った作品、またNHKの番組を漫画化したものも登場した。シリーズ末期では原子力や石油などのエネルギー関連、環境問題、更にパンやインスタントラーメンといった食品関連のジャンルまで登場している。
『ひみつシリーズ』の後に出版された『事典シリーズ』では『ひみつシリーズ』より専門的な内容を扱っている。〈新ひみつシリーズ〉では学術関係に囚われない傾向が見られ、囲碁や将棋、サッカーといった趣味のジャンルも補っている。また、以前には他に小学校低、中学年を対象に、算数、理科、漢字学習をテーマとしたものも刊行されたことがある。

引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の「ひみつシリーズ」

 

 

②角川まんが学習シリーズ

表紙画像引用:角川まんがシリーズHPより カバーイラスト/吉崎観音 まんが/岩本佳浩

 

小学館の『ふしぎシリーズ』や集英社の『ガクマンシリーズ』が有名ですが、私がここ最近おすすめする学習まんがは、2015年からこのジャンルに参入してきた『角川まんが学習シリーズ』です。

日本の歴史、世界の歴史、まんが人物伝など多彩なジャンルを今のこどもたちが求めるビジュアルと圧倒的におもしろいストーリー構成で描かれており、読者が苦手なお子さんでも「読みやすい!」と定評の学習まんが本です。

 

 

■まとめ


いかかでしたでしょうか。

他にも『ドラえもん』『名探偵コナン』のような有名キャラクターが登場するシリーズもありますし、この手のジャンルは首都圏での中学受験者数増加に伴い「子どもに読書習慣を身につけさせることで国語力を鍛え、中学受験に必要な知識も学習させたい!」という中学受験生の保護者を中心としたニーズに応えるものとして、新作の発売や改訂が続いています。

読書習慣は国語の勉強の基礎体力に直接つながりますし、ひいてはすべての分野の教養に帰結します。その糸口としてぜひ学習まんがを活用してみてください。