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冬休みが近づいてきましたね。

 

 

ちょうど、定期テストや通知表なども返ってくる時期です。

 

”今回は頑張れた!”という方もいれば、

”ダメだった…”や”次こそは!!”という方もいるかと思います。

 

 

 

昨年に一度、テスト後の中高生を対象にアンケートを取ったことがあります。

まず、

1、テストの結果を見て、”次こそは!”と頑張ろうと思った人

この結果が、7割ほど「思った」でした。

 

次に、

2、実際、行動に移せた人

この結果が、2~3割「できた」。そして7~8割程が「できていない」でした。

 

 

つまり、学生全体の半分ほどが「”次こそは!”と思いつつ行動に移せない」ということになります。

 

 

 

 

実際この中で話を聞くと多いのが、

「毎日3時間勉強する」や「宿題+毎日20ページの問題集を解く」など

目標のハードルを一気にぐっと上げてしまい挫折の傾向にあります。

 

 

大事なのは、その中でも小さなハードル(段階)を作っていくことです。

 

 

「次のテストで英語の点数を上げる」を大目標としておくのであれば、

「毎日3時間の勉強」を目の前のハードルとして置くのではなく、

 

 

「テストで英語の点数を上げる」→「テストの2週間前には3時間の勉強習慣」→「テストの1か月前には2時間」→「テストの2か月前は1時間半」…「今週は宿題+30分の単語練習」、

と逆算して計画を立ててみましょう。

コツは、なるべく小さいハードルを積み重ねていくことです。

 

 

翌日から学習時間を多く取れるに越したことはないですが、

まずはそれを続けられるように、が必要です。

 

 

今回の結果で、”次こそは!”と思った方、

一度この方法で「続ける」ためにも考えてみていただけたらと思います。