「合不合」「サピックスオープン」と、

6年生を対象とした大型のテストが続きました。

 

結果のほうを見て志望校に届いていないと

悩んでいるご家庭も多いと思います。

一般的な話を申し上げますと

4月の時点で「80%偏差値」が、

第一志望校に届いているご家庭はごくわずかです。

 

ただ、個人的な意見を申し上げますと

5離れていようが、10離れていようが、

「今は」問題はそこではありません。

 

 

「今」大切なのは、

目標に届いていない、得点が十分に取れない「原因」の分析

それに対する「対策」が

科目ごとに具体的に整理されているかどうかです。

そして、無理なスケジュール内容でないかというところは

とても大切です。

 

さらに大事なのは「視点」で

子供視点で見た時に「こんなの無理だよ。。。」と思える目標を追いながら

モチベーションを維持して学習を進めるのはまず不可能です。

 

そういった状況で勉強をしていくお子様たちは

次第に元気がなくなり、目から光が失われていきます。

こういったご家庭ではお子様もそうですし、

保護者の方も苦しんでいらっしゃることが多いです。

 

もし、家庭の中で追い込まれていると感じらっしゃっている場合に

まず、塾の先生や受験を体験した(今受験中ではない)保護者様のお友達などに

相談していただけるとよいと思います。

 

大手塾にはいろんな先生方がいらっしゃいますし、

対応はしていただけるかもしれませんが、多くの場合多忙でそこまで時間が取れないかもしれません。

 

 

ただ、いざというときには相談できる人がいる、というだけでも、

お子さんにかける声の内容や雰囲気が少し変わるかもしれません。

 

パーソナルスタディではそういった保護者様からのお子様への声のかけ方など、

相談いただく場合も多いです。

 

まずはそういった悩みを相談できる相手というのをこの時期に

見つけ相談していただけたらと思います。

特に大型連休前です。

心のゆとりなどが生まれやすいこの時期がよろしいかと思います。