勉強する科目に関して国語が好きな子もいれば、算数が好きな子もいます。

また国語が嫌いな子もいれば、算数が嫌いな子もいます。

 

その子によって勉強科目の好き嫌いはそれぞれです。

 

 

今回は、そのような科目の中で特に好き嫌いが分かれてしまう『英語』に関して、

「なぜ英語嫌いになってしまうのか」ということをお話しさせていただきます。

 

 

英語嫌いなお子さんがいらっしゃる方、

今後中学生になるお子さんがいらっしゃる方は是非参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

□「英語嫌いのスタート」は、特に中1秋or冬~が多い!?

 

 

『英語』が嫌いになってしまう時期で一番多いのは、

中1の秋ごろから冬にかけてです。

 

これはなぜかというと、

英語の授業が本格的にはじまり、それまでの『英単語』中心の問題から、

be動詞や三人称単数形などを使った『英文法』を問う問題形式へと変わるからです。

 

英語を覚えるかどうかではなく、

英文法を理解できるかできないか、という授業に変わり苦手意識をもってしまうのです。

 

 

では、なぜ英文法でついていけなくなってしまう子が出てきてしまうのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

□英語嫌いの理由の根本は『スタートラインの違い』!

 

英文法を理解できない、英語が嫌いになってしまう子でとても多いのが、

中学から英語の勉強をはじめた子、ヒアリング中心でライティング(筆記)をあまりしてこなかった子です。

 

国語や算数は大体が小学生1年生からみんな同じスタートをして、

そこから学力を積み重ねていきます。

 

しかし、英語に関して本格的に試験形式で問われるようになるのは「中学から」なので、

小学校から筆記や英会話をしている子もいれば、

中学受験勉強の4科目が中心になって英語まで回らない子など

英語の勉強自体が中学からになってしまい同じスタートラインを切れないのです。

 

 

そして、他の子よりも英語ができないという劣等感こそが苦手意識を生み出してしまうのです。

 

 

英語に関して、筆記の感覚を身につけていくには

おおよそ3~6か月はかかると言われています。

 

 

この冬休みは、

小学校6年生の方にとっては中学まであと3か月という中学への準備期間、

中学校1年生の方にとっては中学英語を習って身につき始めるちょうど6か月目です。

 

 

今後に関してをお考えになっている小学生の方、

また既に苦手意識を持ってしまっている中学生の方、

 

 

この冬休みという期間を使って、

今後への対策をお考えになってみてはいかがでしょうか。