新型コロナウイルスの感染が世界中で広がり、感染者数は累計で35万人を超えました。(令和2年3月24日時点)

日本でも近代史上において、初の小中学校の一斉休校要請に伴い、3月2日から本来の春休みを含む約40日間の長期休校。

本来の短期休みである「春休み」期間に行う家庭学習とは全く異なる家庭学習を実践しないといけません。

 


 

■「春休み」は復習?予習? 学習内容の2つのポイント

 

 

春休みの勉強で最も効果的な「学習内容」の順位は、

 

➀次学年の予習

②3学期(後期)苦手単元の復習

 

です。これは「春休み」という短期間であることが何より重要なのです。

 


 

■春休みの学習計画のポイント3つ

 

 

次に、学習計画において求めらることは大きく3つあります。

 

➀数個の単元に絞った「理解→定着」まで完結できる学習計画

②家庭学習のやり方、管理の仕方(自己管理と外部管理含め)

③4月以降の学習に関連性をもたせる単元の選択

 

つまり、

 

【2つの「学習内容」】×【3つの「学習計画」】=6パターンを10日程度で完結させること

 

が必要です。

先述の通り、短期間であるという時間が大きな要素ですね。

 


 

■短期間でどうやって学習していくか

 

 

中高生なら定期テスト対策を平均16日(約2週間)の学習計画を進めますよね。

それより短期、超短期な学習計画を自分自身で立て、行動することを求められるということです。

 

自分自身で全て計画して学習していく

■保護者、上の兄弟に計画や管理を補ってもらいながら学習していく

■一斉塾、個別塾、家庭教室、家庭用教材など外部環境で学習していく

 

どれが最も効果が高いかは家庭環境やお子さんの状況によって変わります。

 

一般的に学習塾で行う「春期講習」は、まさにこの短期間で効率よく勉強し、成長させるプログラムになっています。

 

学習塾で効率よく学習させたい場合は、

 

学習塾に通塾されている方は、在籍する学習塾の春期講習を受講する

■未入塾の場合➀:春期講習のみ受講する

■未入塾の場合②:春期講習をまずは受講し、4月以降も塾生として継続的に学習していく

 

など、終業式を機会に再度考えてみてはいかかでしょうか。

 


 

(追伸)

令和2年度の始業式は、新型コロナウィルスの影響により、状況が悪化する恐れがある場合は一斉休校期間をゴールデンウイークまで延期することも十分にあり得ます。

不要不急な外出を控えるとともに、一般的な感染症対策や健康管理を心がけて下さい。