肌寒くなり、そろそろ受験日が近づいてきたことを実感する気候になってきました。

今回は中学受験において「学校を選ぶ際に考えておいて欲しいこと」を述べていきたいと思います。

 


 

第一志望校を選ぶ上ではさまざまな理由が考えられますので、ここでは一旦置いておいて併願校の選び方について詳しく述べていきたいと思います。

 

併願校を選ぶ上で大切なことは、大きく二つあります。

 

①たとえ併願校だったとしても、もし行くことになっても嫌ではない学校を選ぶこと

②受験日がいつかを確認すること

 

順に述べていきます。

 


 

 

 

➀について、もちろん第一志望校に合格してそこに通えることが理想ですが、やはり受験には「もしも」のことが考えられます。

 

そういった場合には合格できた併願校に通うことになるのですが、全く行きたくない学校に6年間通うのはやはり苦しいものだと思います。

受験にあたり、自分がその学校に通っていることを具体的にイメージできない学校を受けることはあまり得策とは言えないと思います。

 

本番のために場慣れするために受けると割り切ってしまう考え方もありますが、もしかしたら行くことになるかもしれない学校であるということを忘れないように決めてください。

 


⓶について、第一志望校を受けるおよそ一ヶ月前には、いわゆる前受験での埼玉、千葉、神奈川など他県受験で「はじめての受験」を経験できるようにすると良いです。

中学受験は多くの生徒にとって初めての受験です。

試験の雰囲気に飲まれてしまうことが高校や大学の受験に比べても多いように感じられます。

 

上でも述べました場慣れは第一志望校を突破するのに重要な要素になってきます。

 

「本気で受かるために試験を受ける」という経験を何回できたかで本番のコンディションの安定が図れるかが決まります。

 

しかし、毎日受験を続けていては体力が持ちませんので、一ヶ月前から少しずつそういった場になれておくことが必要ですね。