Q 啓明館に通う小学5年生の母です。

周りの方からも「夏休みが重要」ということをよく聞きますが、

子どもを見ていると今のままではただ夏休みをゆったり過ごすだけになってしまいそうです。

5年生の夏休みをどう過ごさせたらよいでしょうか。

A ご相談ありがとうございます。

夏休みをどう過ごしていくべきかというご質問ですね。

 

 

中学受験生にとって「夏休み」は秋以降の成績・クラスを分けるとても大きなポイントとなります。

またこの期間をどう過ごすかで一年間、ないし中学受験を大きく左右するといっても過言ではありません。

 

 

啓明館に通う5年生の夏期講習は基本的に午前授業となります。

そして普段より宿題はもちろん増えますが、時間的余裕も圧倒的に増えます。

 

 

そこで夏休みの過ごし方を学習時間しっかりとる子、夏休みを遊びで満喫してしまう子で大きく分かれてしまいます。

 

 

5年生はこの期間、一日の学習時間として啓明館の授業+5~6時間は必ず取るようにしてください。

 

 

勉強の内容としては、夏期用のキーマップノート、

そして4月~7月までのキーマップのみを用意してください。

 

 

夏期用のキーマップノートは5年生の4月~7月で学んだ単元とプラスアルファの内容となっています。

つまり学んできた単元の復習・応用の時間が取れるようになっているのです。

 

 

そしてその夏期用のキーマップノートで問題を解く中で、

・忘れてしまった単元

・しっかりと理解できていなかった単元

・応用問題が解けていない単元(練習問題レベルⅢなど)

を明確にしてうえで問題を選定し、そこから前のテキストに戻って復習の時間を取ってください。

 

 

これを繰り返すことで、一つの単元の理解・定着とともに、

今後5・6年生で習うハイレベルな問題への対応力やベースが備わるようになります。

 

 

 

逆に夏休みに関して注意していただきたい点は、

「勉強時間を夏休みに取らなかった、取れなかった」になってしまうというということです。

 

 

これは、

・5年生後半で難しくなる単元に向けたベースを作らなければ、理解力が低下してしまう、ガタッと成績が落ちる

・5年生の段階である程度、学習時間のペースに慣れておかないと6年生で長時間学習に対応できなくなる

などが出てしまう可能性があります。

 

 

 

「6年生になったら受験前で大変なので、5年生の内はゆっくりと…」

「どうしても仕事で見ていられないので、子ども一人で何をしているのか…」

となってしまいがちですが、

 

5年生の夏こそ重きに置かなければ、5年生後半、6年生時にお子さまに負荷がかかってしまうので

今だからこそ学習できる環境を与えてあげてください。

 

 

パーソナルスタディでは、

啓明館対策として『成績アップに向けた学習計画』を個別に立て、

日々の学習計画も含めてお子さまに合った学習のスケジュールを提案いたします。

 

またご家庭でのご心配やご不安を抱くことも一緒に解決していけるよう、

定期的に保護者懇談会の機会を頂いております。

 

ご興味のある方は是非お問い合わせください。