子どもの学習習慣をつけるために必要な3つのポイント
学生のうちに学習習慣をきっちりと身に付けておくと、受験勉強で有利になるだけでなく大人になっても役立ちます。
子どもの学習習慣を付けるためには、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
目次
Toggleまずは親が子どもと一緒に学習する
「子どもは親の背中を見て育つ」と昔からよく言われますが、実際に子どもは親を見て育ちます。
子育てをしているとふとした瞬間に「教えていないけど、親である自分たちを見て自然と学ぶんだな」と思う瞬間があったりしますよね。
また、見ていない、気にしていないだろうと思っていても、子どもは親の行動を見ているもの。
親が家で学習せずテレビを見ているのに、自分には「勉強しろ」と言ってきたら、子どもは「なんでお父さんお母さんは勉強してないのに僕/私だけ」となるのは当然ですよね。
子どもが学習している時は、なるべく親も一緒に学習に取り組みましょう。
子どもと同じように問題を解いたりノートにまとめたり、といった方法でなくても構いません。
読書をして知識を深める、仕事をする、といった事でも良いので“親も一緒に取り組む”といった姿勢が大切です。
子どもと一緒に目標を決める
目的のない行動は、なかなか習慣化しないもの。特に小さい時は、学習をする目的を決める必要があります。
- 今度のテストでいい点をとって友達に自慢したいから学習をする
- 中学受験で行きたい志望校に合格するために学習をする
など、目的は色々ありますが、親から「〇〇のために勉強をしよう」と言うのではなく、その子の「こうしたい」という気持ちを引き出すのがポイントです。本人の気持ちを引き出す事を意識しましょう。
過去の記事で目標設定の仕方も書いています。
興味のある方はこちらからお読みください。
長期的に怠けている時以外は口うるさく言わない
大人になっても「これをしなきゃいけないけど、やるのが面倒くさいな」と思うことはありますよね。
それは子どもも同じで、ゆっくりしたい時もあります。
そのため、子どもが長期的に怠けている時以外は、口うるさく「勉強しなさい」とは言わないようにしましょう。
一方、勉強していない時間があまりにも多い場合は、何らかの対策を講じる必要があります。
その際は、勉強していない事を指摘するのではなく、親自身が率先して勉強したりできるとベスト。
「勉強しなさい」と言われると反発したい気持ちになる事もありますが、親が率先して学習していると「自分もやらなきゃ」といった気持ちが湧いてくるものです。
親は子どもにとって強力なサポーターです。「一緒に頑張ってくれる」「いつでも味方でいてくれる」と思えば、学習にも一生懸命に取り組めます。
さらに、毎日繰り返す事で学習が当たり前になり、子どもの学習習慣が身に付きます。
今回の記事を参考に、子どもと一緒に学習習慣を身に付けるアプローチをしてみてください。