Q 啓明館に通っている子どもの母親です。

理科や社会を覚えようとして勉強していますが、

暗記物と呼ばれるものが得意ではなく、確認してもなかなか覚えられていません。

こういった子にはどういった勉強法が良いでしょうか。

A ご相談ありがとうございます。

暗記がなかなか身につかないということですね。

 

 

☑「覚えようと思って書かないと覚えられないよ!」

☑「社会なんて覚えるだけなんだから…」

☑「勉強時間をもっと取りなさい」

 

暗記ものは一見軽視しがちですが、

実は小学生の子で暗記をすることを苦手としている子はとても多いんです。

 

しかし、お父さんお母さんが勉強が出来ていた方ほど「覚えるだけ」という感覚的な観点をお持ちなので

お子さんが苦手としてしまいます。

 

 

また、その軽視から科目に関して国語・算数を重点的に勉強量を取ることが多いため、

受験期になり焦って学習時間を取らなければならなくなってしまいます。

 

 

この理科・社会に関して、いかに早い段階で得点源としていくのかが

今後の中学受験の学習効率を大きく左右してきます。

 

 

 

暗記をすることが苦手な子の原因の多くは「勉強のやり方」にあります。

まずはお子さんが今、理科・社会の単語を覚えるにはどのように勉強をしているのか、

を確認してみてください。

 

①見て覚える

②書いて覚える

③声に出して覚える

④書いた後にもう一度テスト形式で書く

⑤赤下敷きで隠して解く

⑥単語帳を作る

 

暗記の得意なお子さんほどこういった覚えるための手順を自然と複数回を重ねてこなしています。

しかし、苦手な子ほどこういった工程を知らなかったり、1~2個ほどしか出来ていない場合があります

 

なのでまずは、

・現状どういった勉強をしているかの把握

・覚えるための必要な行動や手順を教える

・その行動が出来ているかのチェック

 

という流れでお子さんの学習を管理していただくことをお勧めします。

 

 

多くのお子さんは「理科・社会は暗記」という理由から

個別指導や家庭教師の学習から科目を外されます。

 

これによってお子さんはなかなか勉強の効率がつかめず、

「点数に繋がらない」「定着しない」ということを繰り返してしまい

受験の際にウィークポイントとなってしまうことがあります。

 

まずは、早めにお子さんの勉強のやり方を見直して学習効率を上げていくことが

他科目も含めて得点へと繋がるでしょう。

 

パーソナルスタディでは、

啓明館に通われているお子さんへ、科目別の指導とともに、

家庭学習の勉強のやり方や進め方など毎回トレーナーと面談を行い管理させていただきます。

 

ご興味のある方は是非お問い合わせください。