Q SAPIXに通っており、最難関中学を目指しています。塾や家庭ではどのような学習をすれば良いでしょうか?

 

A

大前提として、最難関中学を志望されるのであれば常に上位クラスに居続けることが大切です。

 

なぜなら上位クラスのみでしか取り組まない問題や解法があるからです。

もし上位クラスにいなければ自力で補っていくしかありません。

これはかなり壁の高いことですね。

 

 

特にSAPIXでクラスを維持するために大事なことは、何と言っても「テキストの内容を正しく理解すること」です。

特にマンスリーテストなどでは、テキストの類題が多く出題されます。

ここで落としてしまっていては上位クラスを維持することが難しいため、

テキストの理解が最優先になるということです。

 

 

しかし、最難関中学を目指す上で、SAPIXのテキストだけで本当に良いのかと言われたら、

必ずしも良いとは言い難いでしょう。

もちろん、SAPIXのテキストは良い問題がたくさん掲載されているので力がつくことは間違いありません。

 

ただし、最難関中学を受験される場合は、これまでに見たことのない問題への適応力が求められます。

こういった適応力は、様々な種類の問題に取り組み経験値を積むことで一番身につくものです。

 

具体的に何をするのかはお子さまによって千差万別ですが、

最難関中学を目指す場合はSAPIXのテキスト+αの学習をしていることが多いです。

 

例えば、他塾のテキスト(四谷大塚の予習シリーズなど)や市販のテキストを使って学習したり、

SAPIXの学習を過去問などを手に入れて先取りしたりする子もいます。

 

こういった学習を重ねることで、組分けテストやSAPIXオープンなどの範囲のないテストに役立つ場合も多いです。

 

とはいっても、まずはSAPIXのテキストの理解が最優先であるのは間違いありません。

 

1.まずは、その週ごとのテキスト内容をしっかり身につける

2.プラスαで何かその他の学習を組み込む

 

優先順位は必ず守ってください。とにかく、その週のテキスト理解が深まらない以上、

プラスαの学習の余地はありません。

 

「プラスαの学習で何をすべきか」これはお子さまによって変わってきますので、

一度パーソナルスタディの個別学習相談会をご相談ください。

 

お子さまの学習状況をお伺いした上で、適切なプラスαをアドバイスいたします。