Q 子供が社会の記述問題が苦手です。どのように勉強や対策を行えばよいですか?

 

A

SAPIXのオープン模試でのB問題のように、社会の記述問題に苦戦するお子さまは多いです。

 

社会の記述問題は大きく分けて2つに分けられます。

 

  • 単純に知識を問うタイプの問題

一般的に「1行記述」と呼ばれます。

 

簡単な問題では、

「二毛作の利点はなんですか?」

「太陽光発電の長所はなんですか?」

「江戸幕府が鎖国政策ととったのはなぜですか?」

などです。

 

傾向としては、考えて解く問題ではなく「知っていますか?」を問われる問題です。

 

つまり「知らなければ解けない」という問題=知識問題ということです。

一般的に、ほとんどの中学校の社会の記述問題がこのパターンにあたります。

 

SAPIX生であればデイリーサピックスの記述問題を繰り返し解くことで力がついてきます。

暗記のポイントは模範解答をノートに何度も書いて覚えることにつきます。

 

このようにして、お子さんが正確に使える社会用語、日本語表現を増やしていくことが大切です。

「1行記述」は書けば書くほど解けるようになります。

 

繰り返しになりますが、入試問題のほとんどがこのタイプの問題です。

 

  • 非常に長い解答を求めてくる思考問題

「1行記述」に対して、知識量が多いだけでは解けない、非常に長い解答を求めてくる問題を実際に出題してくる中学校は、

一部の難関校に絞られます。

 

もの凄い量の学習をしないと…と思われるかもしれませんが、全く新しい勉強をする必要はありません。

 

社会の記述問題で必要となるスキルの「条件を整理する思考力」は、基本的に算数の中で身についています。

また、「文章構成力」は国語の記述対策の中で磨くことができます。

 

そういった中で、「社会記述」に特化した学習をしたいということであれば、

土特テキストのB問題に多くまとめられています。

 

これらを書き上げ「先生に添削してもらった上で、書き直す」というサイクルを回すことが大切になります。

 

パーソナルスタディでは社会の記述力を高めるために固定のパーソナルトレーナーが学習を管理していきます。

ご興味のある方は是非お問い合わせください。