Q;SAPIXに通う小6 女子の母親です。


当初は御三家を目指していましたが、2月以降は成績が下がる一方で今では絶望的な状況です。クラスもαクラスから真ん中から1つ下ぐらいまで下がりました。

出来れば豊島岡か鷗友には最低でも合格させたいのです。

SSに参加した方が良いとは分かっているんですが本当に意味があるのか、成果が出るのか不安です。

申込せずに家で毎週日曜日+αで本人のペースに合わせて家庭教師た個別塾で指導を受けた方がよいのか悩んでいます。

 

 

A;『難関校SS特訓(サンデーサピックス)』には、


 ■志望校別講座(1コース選択)が14講座

 ■苦手科目や強化したい分野を集中的に学習する単科講座(2講座選択)

   さまざまな角度から実力を判定するテストが4回

の14講座+テスト4回の計18講座を9月~1月までの毎週日曜日に実施します。

 

「合格力判定サピックスオープンこそ志望校の決め手になるのか」

悩む保護者の方は多いです。

特に9月以降に実施されるので、時期的にも不安になられる保護者の方も多いと思います。

 

 

悩んだ時に検討材料にしてほしいことは2点。

 ☐ これまでの成績推移

 ☐ 最近の学習状況

成績は常に一定というわけではありません。

それこそテストの日の体調ひとつで左右されます。

毎回の成績で一喜一憂するのではなく、その結果を分析し次の学習にどう活かすのかが重要です。

「何が理解できていて、何が分からないのか」と的確に把握しましょう。

 

成績が下がったから志望校を変更する、

次のテストで点数が上がったからまた志望校を変更する、

といった動きはあまりよい策ではありません。オープンの結果を参考にしながら、

 ☐ 得意分野を確実に得点できるようにする

 ☐ 苦手分野は伸ばせる可能性の高いところから手をつける

といった戦略的な学習をしていくことが大切です。

残された時間をどのように使って何を身につけるのかという点をはっきりとさせ、その上でどうしても時間が足りないと判断した時に、志望校変更についてしっかりと判断を行いましょう。

 

 

保護者様によってはSSには参加せずに家庭学習で計画的に過去問をこなしていき、合格を勝ち取る方もいらっしゃいます。

それには外部の手助けは必須だと考えて下さい。

また、いかに早くお子さまの志望校の過去問解説ができる講師を外部で抑えておくかも重要です。

9月以降に『難関校の過去問解説ができる講師』を家庭教師や個別塾で新たに見つけることはかなり難しいと思いますが、まずは手当たり次第に問い合わせをして行動してみてはいかかでしょうか。

もちろん、SS参加にさらに+αで過去問指導の個別塾に通うなど、出来そうなことは全て選択肢として考えてあげて下さい。