国語だけではなく、他の教科でも求められる文章の「読解力」。

これを伸ばす方法の一つとして「読書」が挙げられます。

ただし近年は「読書離れ」が進んでいるようです。

全国学校図書館協議会の学校読書調査によると1か月に読んだ本の数は

小学生9.8冊、中学生4.3冊、高校生1.3冊となっているようです。

 

また1冊も本を読まない割合は

小学生8.1%、中学生15.3%、高校生55.8%となっています。

 

どんな時に本を読みたくなるか?」の質問に対しては

暇な時が約6割、と他の要因を大きく引きはなしているようです。

高校生ともなるとスマホを持っているので暇なときはスマホに流れ

「読書離れ」が進んでいっているようです。

 

 

では子供に読書週間をつけてもらうにはどうしたらよいのでしょうか。

周囲の大人による働きかけが必要です。

「最近、家の人に本を紹介された経験」と「1か月に読んだ本の冊数」の関係を見ると

小学生では

良く紹介されると答えた子供の5割以上が1か月の冊数が10冊を超えており、

紹介されないと答えた子供では2割5分が1か月の冊数が10冊を超えているようです。

 

つまりたくさん本を読んでほしいときはご家庭での本の紹介をしていくべきなのです。

 

「読書離れ」が一番深刻化した20年前に比べると、冊数自体は増えていますが近年また減少傾向にあります。

それと同時に電子書籍化も進み、本に触れる機会というのも減ってきています。

 

読解力を向上させるための「読書」

是非ともご家庭で協力して読書習慣をつけてあげたいところです。