理科系の科目は、往々にして暗記量が多くなりがちです。特に「社会は暗記が多くて難しい…」となり理系を志望した方にはそれは高い壁としてそびえ立つでしょう。しかし、理科の暗記はものにもよりますがコツがあると思っています。今回はそのコツを書いていこうと思います。

 

なぜ覚えるのか目的を明確化する


自分で「これは覚えるだけだ」と思っているものは基本的に暗記できません。例えば、化学の無機化学の分野では暗記がとても多いですが、問題を解くためには最初に各種金属類の特徴をとてもたくさん暗記しなくてはなりません。

この段階でつまづく人がとても多いです。こうした場合に考えて欲しいことは「それを知っているとなにが嬉しいだろう?」です。

この知識があればこの金属とこの金属を見分けることができる、この知識があれば種類をある程度絞れる…とのように、暗記事項に「なぜ覚えるのか」を追加するだけでとても見通しが良くなります。

 

 

表にまとめる方法は有効?


表にまとめる方法は、確かに有効ですが表ごと覚えてもあまり問題に応用が効かない「死んだ知識」になってしまうことが多いです。そこに文脈がないからです。その表の要素を覚えるだけでなく、色々と表を眺めて比較したり疑問をもったりしてその表の内容に対しての理解を深めることが結果として暗記につながると思います。

 

 

暗記する勉強方法


暗記するには、やはりノートに書くことが最も有効です。

タブレットやスマホで繰り返しチェックテスト形式で覚えるのも良いですが、どのタイミングや頻度で行うかを決めることで、さらにより有効活用が出来ます。

基本は、

☑「ノート」にまとめる 又は 羅列して反復し覚える

☑覚えたかどうか自分で小テストかアプリを活用しチェックテスト

この繰り返しです!

 

 

まとめ


暗記系の定着率は「勉強法(質)」×「反復回数(量)」×「一定のリズムは間隔(スピード)」で定着率を上げていきます。

皆さんもぜひ実践していって下さい。