【高校生必見!!】東大生から見る『社会の科目選択のポイント』!!
『社会』と言えば、
・日本史
・世界史
・地理
・(倫理・政治経済・現代社会)
など、大学入試では選択しなければなりません。
どれにしようか、と迷われる方も多いのでは。
本日は、パーソナルスタディ講師に社会の科目選択のポイントを紹介していただきました!
ぜひ参考にしてみてください!
□日本史・世界史・地理の特色
社会の教科でどれを選ぶか迷う時期があるだろう。
その時の判断の材料として、教科の好み、相性、先生の好き嫌いなどが挙げられる。
その中で今回私が考えてもらいたい視点は教科ごとの特色である。
社会とは日本史・世界史・地理の三つに分けられる。このそれぞれに特色がある。
□『日本史』は知識量!!
まず日本史だが知識が無いと基本的に戦えない。
(勿論中学の知識で少しはカバーできるが)
人名、事件名、改革の具体的内容などなど覚えることは膨大である。勉強をしなければまず点数を取ることはできないだろう。
しかし、知識をつければつけるほど解ける問題は増えていく。
知識が付けば問題が解けるようになり、更に勉強が捗り点数がまた伸びる、このサイクルが生まれる。
つまり、勉強すればするほど基本的には点数を上げることが出来るのである。
更に過去があって現在があるように、歴史的な出来事には流れやつながりがあるので比較的覚えやすいであろう。
□世界史は、日本史よりは”深く”ない
次に世界史であるが、基本の部分は日本史と同じで、ちゃんと勉強をするかどうかが大切である。
勉強量に比例して点数が上昇する。
更に世界史は基本的に高等学校から学び始めるもので、日本史と比べるとそこまで深いところまで覚えない。
(厳密には受験する大学によって変わる。)
従って、知識は0からつけなければならないが細かいところまで覚えなくても良い。
□地理は『知識+感覚』が必要!!
最後に地理である。
感覚で解けるかどうかが大切である。
地理において問題の出し方は様々な表現や視点から出されるため、知識だけでカバーしようとすると極めて多くの時間がかかる。
そのため感覚で解ける必要があるのだ。(具体的なイメージが難しいかもしれないが)
基本的な問題はそれなりに出て、少ない知識である程度補えるのである一定の点数まで伸ばすことはわりと容易であるが、
一方でそれ以上点数を伸ばすことがなかなかに困難である。
初めからそれなりに取れて、かつコツコツ勉強するのが苦手ならば、無難な点数を地理でとるのもありだろう。
以上が各教科の特徴であるので、あとは自分の相性から考えよう。
コツコツ勉強ができるのならば、世界史・日本史のどちらか。
コツコツ勉強できず省エネでそこそこの点数が取れればいいという考えがあるか、初めから感覚的に分かり点数が取れるのであれば、地理。
コツコツ勉強できないけど、そこそこの点数でも嫌ならばどうしようもないです。
勉強への意欲をちゃんと持てるように何かしら努力しましょう。
世界史と日本史に関しては好みで決めて良いだろう。
このように点数を取るための策略を考えるのは大切である。
将来的に点数をとることが一番重要なので、
そこを見据えたうえで点を取るため、そして自分がどういう勉強スタイルなのかで、決めるのもいいだろう。
生々しい話であるが、結局点数をいかに上げていくかが受験で必要なことなのだ。
流れがあり覚えやすい。
細かいところを気にするタイプかどうかも問題だろう。
※パーソナルスタディは文京区白山にある大学受験・高校受験・中学受験の専門塾です。
個別指導の講師の他に、生徒一人ひとりに専属のパーソナルトレーナーがつき学習計画の策定や学習の習慣化トレーニングを行います。
解き方の理解だけでなく、1人で実践できるようスキルとして定着するまで徹底的に指導を行います。
「目の前の子をどうやったら救えるか」を常に考えています。
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