夏休みは、毎日学校に行く必要がないので朝から夜まで空き時間となります。

 

受験を間近に控えた中学3年生や高校3年生は毎日少しでも多く勉強時間を確保していきたいところですが、

夏休み最初に意気込んだ計画を立てても遂行しきれる人は稀です。

 

そこで今回は、長い夏休みでも効率的に学力を伸ばせる勉強方法についていくつかの提案をしていこうかと思います。

 

 

 

 

第一に、夏休み終わりまでに何ができるようになっていたいかを決めます。

この時、

数学ができるようになる」や

苦手科目をなくす

などの抽象的なものでなく、

 

 

この問題集の数学Ⅲまでの標準問題が解けるようになる」や

英語の文法問題でセンターレベルのものを確実に解けるようにする

 

などの具体的な目標設定をするように心がけましょう。

 

 

次に、その目標を達成するために1週間おきに何ができるようになれば良いかを考えます。

例えば、「この週には場合の数のページの問題を3回解く」などです。

 

 

ここでは、先ほど立てた目標にさらに具体性をもたせましょう。

「仕上げる」「完璧にする」よりも、それを達成するために何をできればいいか実際の行動を設定したほうが後で楽になります。

 

 

 

最後に、設定した週ごとの目標事項を7分割して割り振っていけば計画の完成です。

 

 

そうしてスケジュールができたら、いよいよ実行に移していくのですが、

ここで肝心なことはもしその日の分が早めに終わったとしても次の日の分に取り掛からないことです。

 

そうしてしまうと、もし計画が遂行できなかった場合に

まあ、あの日は二日分やったし

という考えのもとになってしまうからです。

 

 

毎日決めたことだけをしっかりとやり、そうでない時はしっかりと休むということが肝要になります。

 

 

大切な長期休み、実りあるものにしていきましょう。