今年は特にコロナウイルスの影響で休校期間が長引き、受験勉強に大きな影響が出ています。

夏休みも短くなっていますが、貴重な時間を効果的に使うためにも、
今回は夏休みに勉強の遅れを取り戻し偏差値を上げる方法を紹介します。

 

自分の出来ていないところを洗い出そう

定期テストや模試を何回か受けていると、「いつも間違えてしまう問題」が出てきます。

模試の見直しは面倒くさいのでちゃんとやらなかったり適当に終わらせてしまう人が多いのですが、
それは一見近道なようで実は遠回りです。

今からでも遅くありません。

今までの模試の結果を持ってきて、間違えた問題に印をつけてみましょう。

また、間違えたときにそのままにするのではなく、間違えたところをまとめて見直ししやすくしたノートを作ると受験当日まで役立つのでおすすめです。

 

志望校との距離を明確に

この時期だと、まだ志望校を決めていない方もいます。

圧倒的な学力がある方はそれでもいいのですが、志望校に実力が届いていな方は早めに決めたほうがよいでしょう。

志望校と実力の差が大きいほど早めに志望校を決める意味が出てきます。

なぜなら、志望校とその学力ギャップによって勉強法が異なるからです。

是非、志望校の教科別配点を見てみてください。

最近の傾向として、英語の配点が高いです。

例えば、GMARCHなどは英語の配点がその他の教科の1.5~2倍になっていることが多いです。

配点が高い教科を重点的に勉強することで、効率よく合格に近づくことができます。

これらの勉強も志望校が決まっていてこそです。

そろそろ本気で考えてみて下さい。

 

基礎固めはしっかりと

よく言われていることですが、基礎固めは超重要です。

受験生で、基礎を固めずに2次試験の問題ばかり解こうとする人もいますが良い結果に繋がりません。

学校も、夏休み開けは基礎が身についているものと思って授業をしてきます。

そのため、基礎が分からないと授業についていけなくなり、9月からの学校の授業時間を無駄にしてしまいます。

まずは、共通テストの勉強から始めましょう。

また、今年からの共通テストはまだ不明な点も多いですが、
特に暗記教科は前年度までのセンター試験とほとんど変わりがないと言われていますので、
実力だめしとしてこの時期に一度センター試験の過去問を解いてみるのも効果的でしょう。

 

まとめ

今年はコロナウイルス、受験制度改革と分からないことばかりで不安な受験生も多いかと思います。

しかし、どんな受験制度になっても基礎力は裏切りません。

周りに惑わされずに、しっかりと基礎力という土台を作るのをおすすめします。