こんにちは。

受験生の皆さんはもう過去問演習に入っている頃でしょうか。

 

今回は、数学の演習方法にスポットを当てます。

 

数学の過去問を解いてみよう!

そう思った矢先、手も足も出ないような問題に遭遇することがあります。

 

今まで参考書や問題集で解いてきたものと全然違う…。

 

そう感じる人もいるでしょう。

 

 

それには理由があります。

実践的な問題は、単元毎に分かれて出題されることはありません。

色々な分野が混ざった問題が多くなってきます。

 

問題集をたくさん解いたのに、

いざ過去問にチャレンジするとうまく解けない…。

 

それはあなたの「努力不足」ではありません。

 

実践問題に対する「経験不足」であり、

誰にでも起こりうることです。

 

では、どうすればいいのか。

数学の問題には、

分野を問わず必ずアプローチの定石があります。

 

例えば、

解析の問題でも幾何の問題でも

「最小・最大」を問われたら変化量を適当な関数で表して、

微分して導関数を求める。

これがよく使われる方法です。

 

 

こうしたそれぞれの問題に対してのアプローチを学ぶにはいくつかの方法があります。

 

 

それは言わずもがな、

受験数学に精通したプロフェッショナルの考えに触れることです。

 

一つは予備校や塾を利用すること。

こうした場所には、

問題演習・教科指導に対して経験豊富な講師が多くいます。

予備校・塾に通っている方は、利用しない手はないです!

分からない問題に出会ったら、質問をしに行きましょう!

 

もう一つ、

市販の過去問の解説のページをよく読んでみるという手があります。

 

 

良質な出版社の出している過去問であれば、

各問題の最初に

この問題はどのように解いていけばできるかという、

大まかな指針を纏めているはずです。

 

この方針は、同じく経験豊富なプロが考える、

実践問題を解くときのとっかかりであるはずです。

 

わからなかった問題の解説部には付箋を貼っておくなどしてハイライトしておくと

今までなかった発想方法を掴むことができるのではないでしょうか。

 

繰り返していくことによって徐々に手が出ない問題は減ってくるはずです。

諦めずにより多くの問題に触れてみましょう。